連日お騒がせオルフェウス


『もしもしフィディオー?今何やってる?よかったらみんなで七並べ…』

フィディオ「チャオ!今マルコと一緒にパンつくってるんだ!」

………。

『え、パンツくってるの?』

フィディオ「うん!君にも食べさせてあげるよ!忙しいからまた後でねー」


ピッ


『どうしよう…フィディオとマルコがパンツを食べてる…しかも後で食べさせてあげるとか言われた…セクハラだ!』

ジャンルカ「いつものことじゃないのか?アンジェロそこのハートの5持ってるだろ」

アンジェロ「まさかそこまで変態だとは思ってなかったけどね!ハートの5は持ってないよ」

『私パンツ食べないのに!ちなみにハートの5は私が持ってます』

ジャンルカ「…パス」

『三回までね』

ジャンルカ「聞いてない」

ブラージ「落ち着いて七並べするな!一大事だ!」ばんっ

『あー!折角ここまでジャンルカいじめフォーメーションが出来たのに!』
ジャンルカ「いじめダメ絶対!」

ブラージ「お前らチームメートがパンツ食べてて堪えられるのか!」

アンジェロ「彼はいつかやると思ってました」

『普段はいい子だったんだけどねぇ…変態になると手が付けられなくなって』

ブラージ「テレビのインタビューか!」

ジャンルカ「ブラージ最近太った?あとツッコミ雑だぞ」
ブラージ「話題をそらすな」

『お腹の辺りが気持ち増えた』

アンジェロ「パスタもピッツァも食べ過ぎはダメだよ。やっぱジャポーネの和食食べた方がいいよ」

ブラージ「…うるさい」

ラファエレ「ブラージ、ガキの言うことなんて聞くな」

ジョルジョ「俺達大人グループでなんとかしよう」

『え?大人?』ひそひそ
アンジェロ「自分で言ってるよあの人」

ジョルジョ「このガキどもぉ…」

ジャンルカ「フッこれだから子供は…」

『ジャンルカさん寝返った!』

ジャンルカ「いいか、俺はチームに女の子がいないと引き抜きされない大人なんだ」
ラファエレ「それただのワガママ」

『パンツ食べてるところ見たくないから行かないよ!』

ブラージ「お前しか止められないような気がするんだ」

『ひー頼られてるけど行きたくない!』

アンジェロ「ねーどうしてもフィディオとマルコの所に行くの?僕怖いよブラージ」

ブラージ「お留守番するか?」

『そしてこの扱いの差である』

ラファエレ「なぁジョルジョ」がしっ

『ジョルジョはあっち…』

ジョルジョ「なんだいラファエレ」がしっ

『ラファエレはこっち…』

ブラージ「よく捕まえた」

『あっ捕まってる!やだ逃げたい!』

ブラージ「観念しろ!」

『うぅ…』





『フ、フィディオー、マルコー?遊びに来たよー』

フィディオ「あっいらっしゃいみんな」

マルコ「ちょうど焼き上がったとこだよ」

(((パンツ焼いてるのか…)))

『にしてはこうばしい匂いだなー』

マルコ「はいこれ。みんなで食べよう」

ジャンルカ「えっと、これは…」
ブラージ「パンだな」
ジョルジョ「パンツじゃなくて」
アンジェロ「パンだね」

『パンだよラファエレ!』

ラファエレ「ああ間違いなく!」

フィディオ「えーさっき電話でパン作ってるって言ったじゃん。みんなに教えなかったの?」

ジャンルカ「…つまり、
◎パン作ってる
×パンツ食ってる
ってことだろ?」

『ジャンルカさ、そのボードに説明書くの特技にしたら?』

ブラージ「お前の聞き間違いのせいだぞ」

『えぇ私っすか!』

ジョルジョ「最初に言い出したのお前だしなぁ」

『ぬん…ごめんなさーい…。フィディオもマルコもごめんねパンツ食べてるなんて、そんなことあるわけないよね…』

フィディオ「………まっさかー!」

マルコ「フィディオ今の間なに?」


―――
ありきたりなネタですいませんでした!でも楽しかったです!やっさんリクエストありがとうございました!





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