よって二辺とその間の角が等しいので…授業中、ばさりと落ちてきた前髪に髪に不快さを感じた。髪が目に刺さる。ペンを持っていない左手で額を押さえて前髪を上げた。すると今度は横の髪が視界に入って邪魔だということが発覚した。西野空やかぐやはあの長さでよく勉強できるものだ。ある意味尊敬する。というか勉強しているのか。キャプテンとして忙しく中々床屋に行く暇もない。もう自分で切ってしまうべきか。そうして、髪に悩まされつつ授業を終えた。―――喜多くん好きだよ… 「#幼馴染」のBL小説を読むBL小説 BLove - ナノ -