『三国くん早いねー』

三国「おお」

三冬「邪魔してるぞ」

『あー!三冬ちゃん!』


ちびっこ集合!



○三冬ちゃんだよ!


『どうしたの三冬ちゃん、部室に来るなんて』

三冬「まあ見学だ」

三国「サッカー部に入るのか?」

三冬「わたしは剣道部だし、今さらないよ。興味本意だ」

『でもなんか嬉しいなぁー。ぜひゆっくりして行ってね!あ、そうだ、お菓子あるけど食べる?』
三冬「ありがたく頂戴する!」

三国「急に元気になるな…」

三冬「あとでプリン」

三国「なんで?」


○ゆゆちゃんだよ!


信助「こんにちはー!」

ゆゆ「お邪魔します」

三冬「お、ゆゆ」

ゆゆ「あれ?三冬さんも来てたんですね」

『二人とも知り合いだったんだね』

三冬「い、色々あって」
ゆゆ「身長的によく目が合うので」

三冬「…ゆゆ?」
ゆゆ「えっ、あれ?」

(にしても信助くんったら意外とやるよね…)
三国(あの二人は許す。可愛いから)
(わーお…三国くんもうちょっとで神童くんの思考の領域だから気を付けてね)

『しかしナイスカップルだよ』ぐっ

信助「え?!」


○神童くんがくるよ!


三国(わらわらわらわら小さいのが足元に…)

ゆゆ「おかあさ、あっ違った!三国さん!」

三国「はは、気にするな」

三冬「…くくっ」

三国「笑うな!」

『でも母さんって言っちゃう気持ち分かる分かる』

ゆゆ「三国さんとっても頼りになるから…」

信助「僕もたまに言いそうになるよ!」

ゆゆ「信助くんも?」

三国(俺一応男なんだけどなぁ…)

三冬「ぷふーっ」

三国「笑ってばっかりいないでなんか言え三冬」

三冬「すまんすまん、口に出せば三の字に失礼かと思ってな」

三国「笑ってる時点で結構失礼だぞ」

三冬「しかしゆゆ、母親とはなかなかナイスな例えだ。ぴったりじゃないか」

ゆゆ「あ、ありがとうございます?」
三国「感謝するな」

『ちょっと私も言いたくなったよ。三国ママ!』
信助「三国母さん!」
三冬「三国母上」
ゆゆ「三国お母さん!」

三国「や、やめろって!くせがつ…」
神童「こんにちは」


……………。


神童「三国さんいつお子さんが出来たんですか?」

三国「しんどおおおおおお」

神童「もしくは保育所か何かですか?」

三国「しんどおおおおおお!」

神童「冗談です」

三国「神童…」

神童「にしても保育所みたいだなと思ったのは本当ですよ。みんなちっちゃくてゴフッ」

三国「しんどおおおおおお!」

三冬「またつまらぬものを斬ってしまった…」

三国「こら三冬!」

三冬「なんだよさっきから神童神童うるさいくせに」

三国「ほんとお前は神童嫌いだな…」

『ありがとう三冬ちゃん。これで追いかけ回されることもなくなるよ!』

ゆゆ「神童さんが死んでしまった!」
信助「気絶してるだけだよゆゆ…」


神童「もー!ちっちゃくて可愛いです!」
『復活早いなぁ…』

三冬「よし、神童そこから動くなよ」

神童「木刀構えながら言われても…」じりっ

ゆゆ「お母さ…あ三国さん、とめてください!」

三国「ほら癖になった!…やれやれ、落ち着け三冬」ひょい

三冬「持ち上げるな!それに落ち着いてる十二分にな!」じたばた


三国「………」


三冬「くっ、リーチがない!」

信助「三冬さん負けないで!ぜんぜん届いてませんけど!」
三冬「信助も同じようなもんだろ!」

神童「やっぱちっちゃい人は可愛いですよね、先輩」

『わ、わたしに振る?!』

神童「ね、ゆゆさん」

ゆゆ「だからってわたしに振らないでください…」

神童「そう、やっぱり小さいものは正義だ!」

『なにも良い感じの受け答えしてないんだけどね』

三冬「やはりショック療法が必用みたいだな」じたじた

三国「お前のショック療法は荒療治過ぎるんだよ」

信助「僕たちのためにはちょうどいいんです」

三国「…信助ちょっと腹黒くなったか?」

信助「えっと…ゆゆのためですから」

三国(おお…)

神童「このカップル可愛いんでお持ちかゴフッ」

三国「みふゆさん!?」

三冬「手を離したお前が悪い」

((三冬さんかっこいい…))



120622
―――
ほかのお家のこと絡ませたのは初めてだったので楽しかったです!イメージと違ったらごめんなさい…。
ウルフさんありがとうございました!





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