半田とオルフェウスと恋の話


『追われる恋より追う恋の方が萌える…』

………。

『間違った燃える』

ジャンルカ「何か違ったか?」

マルコ「ジャンルカは分かんなくてだいせいかーい」

ジャンルカ「まぁここの話は追う恋がいっぱいあるよな。と言うことで図にまとめてみました」
『流石ジャンルカさん』


半田←ミウ←フィディオ


マルコ「至極分かりやすいね」

『全部矢印の向きが一緒だもんね悲しいけどシクシク』

ジャンルカ「そこで今回は、この問題を解決しようと思う」

マルコ「えおぉ?!」
『感心と驚き!』

ジャンルカ「一番どうでもよさそうで一番大事な部分が、はいどん」

ミウ→フィディオ?

ジャンルカ「お前がフィディオのことをどう思っているかだな」

『うぇええ私っすか…』

マルコ「確かに気になる!」

『いや私はフィディオのことはなんとも…いいキャプテン(代理)だとは思うけどね』

フィディオ「あんの泥棒猫!」だっ

マルコ「なんだ今の…」

ジャンルカ「じゃあここで問題はスッキリしたな」

マルコ「ねぇさっきの何?」

ジャンルカ「シンとミウがくっ付け!」

『えへへーじゃあさっそく挙式を…』

フィディオ「ちょっと待った!」

『なにっ』

フィディオ「シンと俺の薬指を見ろ!」きらん

ジャンルカ「そ、それはまさか」

『結婚指輪…だと?!』

フィディオ「そう…シンにミウをとられないために取った苦肉の策…!」

マルコ「くそっ、そんなの本当の幸せになれはしないのに!」

半田「いいんだっ!俺は幸せだから…」

ジャンルカ「…こんな

フィディオ←半田←ミウ←フィディオ

三角関係だったなんて!」
『準備いいねジャンルカ』

フィディオ「ふはははは!ミウよ、気が変わったらいつでも俺の所に来るがいい!」


………。


『あ、いいです』


―――


『っていうね、悪夢をみたんだよ』

フィディオ・半田「夢オチで良かった!」


―――
結局なにも解決してない。



prev | next


「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -