ちびっこ先輩13
○ツインテール騒動
『はい出来た！信助くんかわいい！』
信助「あは、はははは…」
神童（むしろ先輩が可愛いです…！）
狩屋「ぶぁはははは！なんだそりゃおっかしー！」
天馬「ぷすす…ツインテール！似合ってるよ信助！」
信助「なんか、あんまり嬉しくない…」
『えー似合ってますよね円堂監督？』
円堂「ああ！」
信助「即答しないでくださいよう…」
霧野「それはそうと狩屋」
狩屋「どれがどうなんです」
霧野「おまえさっきツインテール侮辱したな？」
狩屋「げっ。いやー、そのぉ霧野センパイのは下にツインテールですけど信助くんのは上に萌え萌えキュンな感じで」
霧野「つべこべ言うな！」
シュッ
『す、すごい。ツインテールになった！』
狩屋「はぁ？！」
霧野「ふっ、ツインの力を思い知れ」
狩屋「手癖悪いですよセンパイ」
神童「す、すごいぞ霧野！怒りの力をツインテールに注ぎ込み、そのエネルギーから超人的な素早さと手先の器用さを生み出しこんな技まで完成させていたとは…！」
円堂「神童アニメ見すぎじゃないか」
狩屋「まったくお揃いにするなんて趣味わるい……あれ、なんだよこれ！取れねぇ！」
霧野「ギッチリ縛ったからな。ハサミで切らない限り…」
ジャキッ
天馬「はい狩屋」
狩屋「ありがとう天馬く…」
『あらら』
霧野「うわぁ…」
信助「やっちゃった…」
狩屋「毛ごと切るやつがあるかばかぁあああああああ！！」
天馬「てへぺろ」
神童「霧野」
霧野「もう取れないツインテールはしません！」
神童「なんて晴れやかな表情」
狩屋の髪はすぐに伸びましたとさ。
○ポニーテール騒動
浜野「センパイ見て見て！錦におそろいにしてもらった！」
錦「似合っちょるぜよ！」
『あ、あ、あ…私がやってあげたかったよぉ！』ぶあっ
錦「わ、悪かったぜよ…」
『いーよもう、霧野くん髪貸して』
霧野「どうぞ先輩のためならえんやこら！」
神童（ちっ…）ギリィ
『それではいきます』
シュッ
『ポニーテール完成…』
浜野「なんだ今の？！」
錦「手品ぜよ！」
『この前霧野くんがやってたのを真似してみたよ』
浜野「ちゅーか霧野も出来んのね…」
霧野「ちゅーか出来ないの？」
神童「ちゅーか普通は出来ないんだ」
○みつあみしたい
『ふふんふーん』
倉間「………」
『でーきたっ！みつあみ！』
倉間「……なんで前髪でやるんですか」
霧野「へえー上手いですね」
『あれ？霧野くん出来ないの？』
倉間「話聞いてくださいよ」
霧野「みつあみはやり方知らないんです」
『じゃあやり方教えてあげる！だれかやり易そうな…あ、速水くんちょっとー』
速水「お、俺ですか？！」
神童「ハヤミハヤクイケ」ゴッ
速水「はひぃ」
『いい？まずこういう風に３つに髪の束を分けて…』
霧野「えっと…」
３分後
霧野「俺にも出来た！」
『意外と簡単でしょ？速水くんもおさげ似合ってるし私は満足だよ』
速水「あの、そろそろとっても…」
神童「………」
速水（とるなって言ってる…）
霧野「神童髪貸してくれ！練習する」
神童「先輩直伝のなら喜んで！というか先輩にやってもらいた」
浜野「先輩やってやってー！」
『いいよー』
神童（ハマノォオオオオオオウォオオオオオ）
霧野「神童動かないでくれ」
―――
円堂「みつあみがブームか！」
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