※南沢さんという先輩がゲイなんです。
○題名通りで主人公はノンケ♂
ちょっと卑猥。二十代ぐらいです。
『何やってるんですか南沢さん』
南沢「んー…恋人探し?」
『出会い系は止めといた方がいいですよ』
南沢「えー何俺のこと心配?惚れた?」
『絶対ないです』
南沢「即答すんなオイ。まぁいいか、これただのゲちゃんだし」
『ゲちゃん?』
南沢「ゲイちゃんねるだ。見るか?」
『生々しそうなので遠慮します』
南沢「お前もネットとかから情報収集してりゃもしかしてゲイになったかもしれないのにな…」
『あいにく小さいころパソコン持ってなかったんで』
南沢「だからってあの性の知識の無さはない」
『うっさいですね…』
南沢「ところでお前、前立腺ってしってる?」
『ガンの話ですか?』
南沢「いやそれ以外で。自分で検索してみな」ずい
『南沢さんが居ないときにやりますね。恥ずかしいんで』
南沢「はいはい、分かったよ」
(この人はまた人を小馬鹿にして…)
数日後。
(前立腺って漢字一発変換…あ、いった)
『前立腺ガン…だよな。…快感を激しく感じる…男性器…?』
南沢「ただいまー」
『またあんたは俺に何を吹き込んでくれたんですか…』
南沢「何だよ急に…おかえりぐらい言えよ」
『おかえりなさいゲイ沢さん。お陰で無駄知識増えました』
南沢「無駄知識はあるほど話のネタになると思うけどな。何を調べたんだ?」
『あんたこの前自分で調べろって言ったの忘れたんですか』
南沢「まさか本当に調べるとは思ってねーよ。ま、そういう馬鹿なところは嫌いじゃない」
『好かれても嬉しくないんで』
南沢「ふん。…あーこれじゃ知識増えねーからもっとキーワード足してみ」
『これ以上深く知りたくないので遠慮します』
南沢「じゃあ体に直接」じりじり
『そういうことは倉間にお願いします』
残
念
ながら
ノ
ン
ケ
です!
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そして倉間もノンケっていう話です。
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