ちびっこ先輩９
神童「せんぱーいどこですかー！今日こそランランランニングをー！」
浜野「ちゅーか神童なにやってんの？」
神童「先輩がいないんだ！」
浜野「さらわれてたりしてーあはは」
神童「………」じわっ
速水「浜野くん？」
浜野「あっはははは冗談だよ神童！」
神童「ううっ先輩…」
▽
『ふう…もうランランランニングは練習しないんだから…ねぇ信助？』
白咲「はい？」
（なっ、なんか違う人いる…）
白咲「練習が嫌でしたら是非白恋に…」
『北海道に帰ってください』
白咲「せっかく勧誘に来たのに！」
『そういうことしていいの雷門オンリーなんだよ知ってた？』
白咲「チートじゃないですか…」
『とりあえず帰れば？』
白咲「ああ貴女の冷たさは北海道の冬より厳し…」
兵頭「………」
白咲「兵頭さん何故彼女の耳を塞ぐんですか」
兵頭「卑猥なことを言うな！」
白咲「卑猥？」
『ひょーどーくーん！』
兵頭「おぉすまぬ小娘」
『小娘じゃないよ！』
貴志部「いいおっさん二人が小学生をリンチしてる…」
兵頭「たわけ！小学生ではない！」
貴志部（おっさんはスルーなんだ…）
『そうだよ！』
白咲「幼女だ！」
『違う！』
貴志部「幼女をリンチしてる…」
『だから違うよキッシー！』
貴志部「はいはい分かってますよセンパイ」なでなで
『撫でないで！もー…何でここにキャプテンの貴志部くんと兵頭くんも…』
貴志部「引き抜きに決まってるじゃないですか！」
兵頭「否、月山国光に！南沢も首を長くして待っておるぞ」
『みっ、南沢くんには会いたいけど…私は雷門じゃないとやっていけないっていうか…』
信助「せんぱぁあああい！」だだだだ
『あっ信助くんあんなとこ…』
神童「信助ええええ！先輩とランランランニングだああああああ！」どどどど
『おわわわわわわ！』だっ
白咲「あっちびちゃん…行ってしまった」
貴志部「引き抜き失敗」
神童「畜生…速いな…」
兵頭「よく見ろ神童よ、あれがランランランニングではないか」
………。
神童「全然ランランしてないから却下で」
―――
ただ走ればいいってものじゃないらしいです。
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