イン居酒屋


『なんで豪炎寺フィフスセクターに就職したんだろう…』

吹雪「就職っていうかほぼニートだよね^^!」
『流石に君だけには言われたくないと思う』

佐久間「俺だって一応笛吹きがかりという仕事についたのに!ねぇ鬼道さん!」

鬼道「ああ…まあ…」

佐久間「微妙な反応ありがとうございます!」

『佐久間の性別詐欺もだいぶ進行したし、どうなってるんだいこれおっぱいはどこ』さわっ

佐久間「ぎぃああああああ触るな酔っ払いチクショー!」

鬼道「佐久間も今まで色々大変だったんだぞ」

『性的な問題?』
佐久間「違う!」

鬼道「なんかこう…帝国的な問題」

『うん、分かんない帝国的な問題』

吹雪「フォローになんなかったね^^」

鬼道「しくじった」

『あ、ちょっと吹雪吹雪、フ…フィフスセクターって言って』

吹雪「フフスセクター」
『オッケー!』

佐久間(フフスセクター…)
鬼道(フフス…)

吹雪「?」

『ビバ!フフスセクター!』

鬼道「酔ってるな」

佐久間「誰かコイツを貰ってくれませんかね」

吹雪「フフフセクター?」

鬼道「よし吹雪お口はミッチィちゃんだ」

吹雪「分かったよ鬼道くん…」

『風丸まだこないのかなー』

佐久間「珍しいなあいつが遅刻なんて」

『疾風ダッシュで来るかな?』

吹雪「し」
鬼道「吹雪お口は?」
吹雪「ミッチィちゃんです」

風丸「うーっす」

『おぉ噂をすればなんとやら』

風丸「道に迷った」キリッ

佐久間「そんな女顔でキリッとされてもな」

風丸「人のこと言えないぜ。すんませーんビール一つ」

『風丸も髪伸びてるし性別詐欺増えた…おっぱいはどこだ』さわっ

風丸「……」


ゴスッ


風丸「鬼道粗大ゴミ」

鬼道「いらん」

『こんな…美しいのに男前…』ぐすん

吹雪「痛い?」なでなで

『フフキ…お口は?』
吹雪「ミッチィ」

風丸「ところ豪炎寺がイシドでシューヤがメッシューヤって聞いたんだが」

鬼道「絶妙な情報が」

風丸「円堂から」


(サッカーやろうぜ…!)キラッ


鬼道「やはりな」

『さっきの何だ…』

風丸「青カビ色?コケ?毛先がヤバイんだってな」

佐久間「そう!絶対傷むぜあれ!」

鬼道「なにフィフスセクターに就職すると髪にコケが生えるのか」

吹雪「むしろコケムシターだね!」


………。


『ぶふぉ』

佐久間「うわ汚い!」

『だっ、だってコケムシターって、ひー!はー!』

風丸「べっ、別に…くっ…わらってなんか…ぶふっ…」

佐久間「そんなに堪えないでもう笑ってしまえ」

鬼道「吹雪くん、お口は」
吹雪「×だよね分かってる^^」


キャッキャウフフ…




不動「…なんで俺はヨバレナカッター!」ガンッ

半田「?!」


―――
イシドの髪がコケムシター


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