ちびっこ先輩3


○with栄都

『ねーねー、冴渡くんって頭いいんだよね!』

冴渡「えぇもちろんです」

『じゃあさじゃあさ!どうやったら大き…』
冴渡「貴女はそのままでいいです!」

『…門前払いの気分だよ!』


○with天河原

喜多「三波…今日の髪型面白いな…」

三波「なんだよリーゼントに文句あるのか」

喜多「リーゼントに今日は人形が乗っている」

三波「に、人形?!」

『あの…降ろして下さい…』
三波「人形違う!人間だった!」

喜多「こんな小さい人間がいるわけなかろう」

『小さくないです!あの、それから降ろしていただけると』

三波「あぁ」

(あー怖かった…)

西野空「えー降ろしちゃったのー?」ひょっ

『あー!私のこと頭の上に乗せた人だ!』

喜多「こら西野空」

西野空「だってぇ…可愛いんだもん!」

『まったく年下のくせに…年上に向かって可愛いなんて…』

三波「失礼ですが何年生…」

『三年だよ』

喜多「…。」

西野空「やっぱりかぁわいいー」ぎゅむぎゅむ
『やめてよー!』


○with万能坂

夜桜「…。」
磯崎「……。」
篠山「………。」

(こ、この子たち怖いよう…)うるうる

夜桜(おい知ってたかこんなに可愛い生き物が存在していたなんて)

磯崎(いるとは分かっていたがスゲーッマジで可愛い…上目使いで可愛いと思ったのはじめてだ)

篠山(しかしこんなちっさい幼児どこから来たんだろうな…)

(な、なに話してるのかなぁ…)

磯崎(だれかどこから来たか聞いてみろよ)

篠山(いけ光良夜桜)

夜桜(俺かよ!)

夜桜「フ、フハハハハハ!」

『?!』

磯崎(夜桜さん?!)

夜桜(………。)

篠山(キチな入りはやめろ)

夜桜(失敗した…)
篠山(どういう失敗?)

『私帰りますね…』

磯崎夜桜篠山「あっ」


―――
海王はまだ掴めないよ!


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