でっかい先輩


○天馬と信助、でっかい先輩

天馬「先輩って身長高いですね!」

『そうか?』

信助「僕からみたらもっと高くみえるよ!」

天馬「信助が小さいだけだろー?」

信助「うっ」

『信助は小さいな。私の小学低学年思い出す』

信助「て、低学年…。何を食べたらそんなに大きくなるんですか?」

『…食いもん?』

信助「その食いもんの種類を聞いてるんです!」

『食えるもん何でも食ってれば勝手にでかくなる』

天馬「それは好き嫌いするなってことととらえてよろしいんですよね!」

『なんだ、そんなに焦って』

天馬「だ、だって先輩口に入るものなら何でも食べそうな雰囲気が」

『動物扱いすんな』

浜野「先輩!」さっ
『ん』ぱくっ

天馬「……何食べたんですか?」
『知らん』もぐもぐ


○神童、要求される

神童「先ぱ…」

『…なんだ』

神童「…機嫌悪いですね」

『神童が食いもん持ってこなかったから』

神童「今パン食べてるじゃないですか」

『南沢のだ』

神童「献上品ですか」

『そんなとこだ。ほら神童も』
神童「嫌です」


○三国、男のプライド

浜野「ちゅーか先輩と三国さんってどっちが背ぇ高いんですか?」

『私だ』
三国「若干な!」

『どうした三国。そんな必死なって』

三国「い、や…」

浜野「女の子に負けるのくやっ…」
三国「はーまーのー?」

浜野「はははは、ちゅーか成長期はすぐ終わりますよ!」

三国「だよな!男はまだ…」

『あー膝いてー』

三国「………。」

浜野「…暫くはむりそっすね」


○でっかい先輩、男前

『南沢、私の下駄箱にピンクの可愛い封筒かあったからやる。ピンク好きだろ?』

南沢「いらねーし。つかそれラブレターだろ普通に」

『私は女だ』

南沢「勘違いだろ、勘違い。お前ジャージしか着ねぇじゃん」

『制服全て小さくなってな…。一年生から暫く着とらん』

南沢「つーことは差出人はたぶん年下だな」

『読むべきかどうすべきか…ダストボックスにインするべきか…』
南沢「たまにお前酷い!」

『取り合えず読んで持ち主に返してくる』

………。

南沢「…なんて?」

『調理部の一年生。私の食いっぷりに惚れたって料理作ってくれるってよしちょっと行ってくる』じゅるり

南沢「だめー!」


―――
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