占い?


『拓人拓人ー。すっごく暇だから君を占ってあげるよ!』

神童「ほう。それではやってもらおうか」
蘭丸(すっごく暇だから…?)

『まず生年月日と、名前と、血液型この紙に書いてね』

神童「ん」

蘭丸「なんだなんだ。随分本格的じゃないか」

『あとで蘭丸くんもやってあげるよ』

神童「出来た」

『はい、そのままちょっと待っててねーえーと…』


………。


『えっ』

神童「なんだ?」

『あの…その…言っていい?』

神童「まさか、なにか怖いことでも…!」

『貴方今日死にます』

神童「うっ、うわぁあああああ三国さぁああああん!」だっ
『ってのは冗談で…あれ?』

蘭丸「三国さんに泣き付きに行った」

『まったくもう相変わらずメンタル弱いんだから!』

蘭丸「分かってるなら止めろよな…。本当はなんて出たんだ?」

『今日は三国からプリンが貰えます』

蘭丸「うーんありそうでなさそう…」

『じゃ、次蘭丸くん書いて』

蘭丸「はい」

『占いまーす』

蘭丸「適当だな」


………。


『貴方は今日名前を間違えられます』

蘭丸「そりゃまた的確な…まぁ無いだろうけど」

『私もそうおもうよー蘭丸くんの名前間違える人なんてどこに…』

円堂「おい風丸ー…じゃなかった霧野蘭丸」

蘭丸「いた」
『当たった!』
神童「プリン貰った」
蘭丸「当たった!」
円堂「?」


―――
意外と当たる。


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