サンダさん
『慌てん坊のサンダクロース!プレゼントくれ!』
サンダユウ「…まだクリスマスじゃないですよ?」
『だから慌てん坊のって付けたんじゃないか。な、ほら』
サンダユウ「その手斬り落としますよ」
『いや、はは、ごめんなさいでした…』さっ
サンダユウ「まぁ今からプレゼントの要求を聞いてあげなくもないです」
『あっツンデレってやつ?』
サンダユウ「斬ります」
『ははははは冗談だよ』
サンダユウ「何が欲しいんですか?」
『…そう言われると思い付かないんだよねー』
サンダユウ「じゃあなんで要求してきたんですか全く!」
『ただ嫌がらせしたかったってやつかな☆』
サンダユウ「やっぱり斬りますか?」
『うん…悪かったと思ってるよ』
サンダユウ「…まぁ、なにか欲しいものがあったら言ってください。出来る範囲ならクリスマスにプレゼントしますよ」
『さっサンダユウ…』じーん
………。
『じ、実は欲しいものがあるんだけど』
サンダユウ「それを先に言ってくださいよ。何なんです?」
『3○S』
サンダユウ(普通に普通だった…)
『なにその「普通だった」みたいな顔』
サンダユウ「だって…貴女なら俺との子供が欲しいとか言い出しそうで」
『サンダユウくんそれ自意識過剰』
サンダユウ「これ以外にしても王牙学園とか地球とかデスブレイク組とか」
『…デスブレイク組欲しいです』
サンダユウ「ですよね」
―――
サンダユウくんは何でも知っている。
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