軍曹であります!


『バダップ殿!今日もお疲れさまであります!』

バ「……いつもその口調で疲れないのか?」

『いいえ、我輩よりバダップ殿の方が疲れていると思うであります!』

バ「なんか…こう、普通に話せないか?」

『ふ、普通とは何でありますか?』

バ「ちょっと誰か来てくれ!」





ミ(えーこのまんまでいいじゃんバダップー)
バ(聞いてるこっちが堅苦しくてだな…頼むぞ!)だっ
ミ「逃げんな!」

『ここの部屋に連れてこられたということは個人面談でありますか?手足を縛られているということは拷問でありますか?』

エ「拷問の準備もばっちりだぞ^^」ぱしっ

『む、鞭は嫌であります…』

ミ「えーとじゃあ始めますね。まずエスカバカ鞭しまえ」

エ「ちっ」



ミ「えー、いつもその口調で?」

『家でも学校でもどこでも普通にこの口調であります』

ミ「いつから?」

『物心ついた時からであります』

ミ「俺達みたいに話したことは?」

『ないであります』

ミ「直そうとは?」

『思わないであります』

ミ「エスカバ鞭準備」
エ「イエッサ」さっ

『むむむむ鞭は勘弁であります!この口調に慣れて欲しいであります!』

ミ「俺に命令すんじゃねーよ!いけっエスカバ!」

『いぎゃあああああああ』

サ「おいおーい何やってんだよ」

『さ、サンダユウ殿!助けて欲しいであります!鞭で叩かれるであります!』がたがた

サ「なんで縛られてるんだ軍曹…」

エ「ちっ邪魔が入った」

サ「えーと助ければいいんだな。女の子を叩くのは気が引けないか?」

エ「女の子?」

『胸無いからでありますか!胸が無いから分からないでありますか?!』


………。


ミ「どれどれ…」さわっ

『え、ちょミストレ殿ぉ!』

ミ「貧乳」

『酷いでありますぅうう!』





サ「んで?あります口調を直そう大作戦なわけか」

ミ「そうなんだけどさ…どうにかして本当」

『諦めて欲しいであります』

ミ「鞭」
エ「^^」ぱしっ

『ひぇっ』


続く

―――
大丈夫です叩かれてません
エスカは床を叩いてるんです



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