最近、駅で薬物をちらつかせる男が増えた。
あたしはただでさえ、何かの誘いやこういったナンパっぽい軽い男を見ると、心の底から吐き気がする。
ほんと世の中、腐ってるわ…
そしてあたしはよっぽど声をかけやすいのか、ほぼ毎日違う男に声をかけらる。
今日もまた……
「安いよ〜、今ならタダで譲るよ」
そう言うと男は白い粉の入った袋を徐(おもむろ)にちらつかせた。
「結構です…興味ないんで」
あたしは早く立ち去りたいのに、男は後をついて来る。
こう言った男は無視すればする程、逆にしつこくなるとあたしは学んだ。
ほんとに鬱陶しい…
「俺もやってるから大丈夫だって」
何が大丈夫だよ……あんた金欲しさに目がイカれてるからね。
「ほんとに結構!!!!」
若干キレ気味にそう言うと、男は目を輝かせた。
「何??最近イライラしてんの??スッキリするよ」
イライラしてんのは、あんたら売人の所為だって!!!!
「はぁ…大丈夫ですから…」
ここまでしつこいと、流石にあたしも飽きれるわ…
「気持ちぃ-よ!!!!やってみなよ」
「それなら彼氏とのセックスの方が1000倍気持ちいいんで」
「はぁ????ちょっとま…
「う゛ぉ゛ぉ゛ぉぉぉぃ!!まゆ!!!!!」
「あ、それでは♪……あと、あなた気をつけて下さいね??あの人、そちらの方に詳しいですから(ニヤリ)」
「ひィ…!!!!」
あたしが小さく耳打ちすると売人は、逃げる様にに去って行った。
「なんだぁ??アイツ…」
急いで逃げ去る男を眺めるスクアーロの所へ向う。
「いちいち叫ばない。うるさい…」
「なぁッ!!!!お前が今日は遅くなるから迎えに来いって言ったから来てやったのに!!!!!」
「そこは、ありがと…………スクアーロってほんと使えるわ…流石ボス♪」
車に乗り込みながらガッツポーズをする。
「お、おま、お前、ボスとグルかよぉ…」
かなりショックを受けているのが伺える。
「え??しらなぁーい♪早く帰るよ」
満面の笑みで答えてやった。
「それはいい度胸じゃねぇかぁぁぁぁ!!!!……帰ったらお仕置決定だぁ」
怪しい笑み全開のスクアーロにあたしは血の気が引くのが分かった。
「え////あ!!!!ちょ、ちょ待って!!!!明日学校あるんだよ?!?!今の撤回する!!!」
「今頃遅せぇ…今夜は楽しみだなぁ(ニヤリ)」
「嫌ぁぁぁぁぁ!!!!今日はボスのとこで寝るぅぅぅぅ〜」
「ブッ!!!!………それこそまじで危険だぁ…………今夜は、何が何でも放してやんねぇぞぉぉ」
こうして、あたしはスクアーロの部屋からつぎの日まで出られなかった。
「こんなカス鮫でも好き……だよ/////」
「(何だよぉ!!!゛カス鮫゛ってぇぇ!!!!!)分かってるぜぇ…まゆ、俺もお前が好きだぁ
……………愛してる」
「ばっ////!!!!!!……あたし、も…………(ボソッ)愛してる/////////」
正しい断り方
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授業中に思いついたひとつ…先生のおもしろ質問に笑った後にひらめきましたよ←
下ネタなのは気にしないでください;;;
やっとかけたスクアーロ夢♪
夢主はボスとスクアーロいびりがすきなんですね
でも、それは愛情の裏返し・・・
2009/07/30
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