周りは美形がいっぱい!しかもなんだか皆自分に言い寄ってくる!…そんな逆ハーレム的状況、私は望んでません。どうか望んでる人のところへ行ってください、恐怖に悲鳴をあげたくなるほどの美形さんたち。



「っはぁ…」


 はじめまして皆様、私は今日氷帝学園に転入してきました、幸村なまえといいます。氷帝にくる前は、神奈川県のとある大学付属の学校にいました。…え、どこかって?さぁ、どこでしょうね、私イヤな過去は忘れるタイプなんです。ですが皆さん、お気をつけくださいね!そのとある大学付属の中学校は悪の魔窟といっても過言じゃない、むしろ足りないくらいのところですから!

 とまぁ、気を取り直して物語を進めましょうか。その魔窟には私の従兄がいました。そして1年前、何も知らなかった私は従兄がいるということでその学校に入り、そして今現在、従兄がいるということで魔窟を去って来たのです。いえ、従兄だけが原因ではないですね、男子テニス部レギュラーの皆さんのせいです。あ、一部例外もいましてよ?そのお方は、それはそれは素晴らしく人間のお出来になった方でしたもの。ええ、側にいるととても眩しく感じるほどに。蛍光灯の近くも要注意ですわね、案外反射しましてよ。

 と、そんなことはどうでもいいんですの。とにかく、立海大付属中学には近づかない方が身のためでしてよ!わたくし、その恐ろしさを身をもって体験いたしましたもの。


 なぜって、右を見ても左を見ても恐ろしいほど美形だらけなんですから。







これは面白い設定だ!と思ったんですが、書けませんでしたね!

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