「ろーんどんぶりっぢーず ふぉーりんだん ふぉーりんだん ふぉーりんだん ろーんどんぶりっぢーず ふぉーりんだん まーいふぇーあれいでぃー」

「Non、そこはfallingじゃなくてbrokenだ」

「ぶろーけん?」

「そう、broken down」

「ぶろーけんだん!」

「よしよし、いい子だ」



「ろーんどんぶりっぢーず ぶろーけんだん ぶろーけんだん ぶろーけんだん ろーんどんぶりっぢーず ぶろーけんだん まーいふぇーあれいでぃー」

「ちょーっと待った、そこはfallingだぞ!」

「…ふぉーりん?」

「そうだ、falling downが正しいんだぞ!」

「!? あーさー、ぶろーけんだん!」

「またアーサーか!間違ったことを教えて、困るなあ」

「?? ぶろーけん、みすてーく?」

「ああ、正しくはfallingだ!仕方ない、俺はアーサーのところに注意しに行ってくるから、大人しく遊んでるんだぞ!」

「うぃー」

「返事はYesだぞ」

「いえす!」



「きくー」

「おや、どうしました?」

「あーさーてぃーち、ぶろーけんだん!ばっと、あるてぃーち、ふぉーりんだん!ふぃっちらいと?」

「…そうですね、とりあえず状況を説明してもらえますか」


かくかくしかじか


「…なるほど、ロンドン橋ですか」

「いえす!ある、あーさーごーこーしょん」

「ごーこーしょん……ああ、注意に行ったんですね」

「おーらい!きく、べりぐっ!」

「お褒めにあずかり至極光栄です」

「コーエー?はっぴー?」

「そんな感じですね」


「それで、ロンドン橋の話ですが」

「!! ふぉーごっと!ふぃっちらいと?」

「ええと…そうですね、これは私の見解ですが、ロンドン橋は確かアーサーさんのところでできた歌です。正式なものはbrokenの方だったのかもしれませんが、アルフレッドさんのところに伝わるうちにfallingに変わり、それが定着したのではないでしょうか?」

「むむ…でぃふぃかるとー」

「簡単に言えば、どちらも間違いではないということです。ただ、今はfallingの方が広まっているようですが」

「おー、あいしー!きく、アリガトー」

「いえ、どういたしまして」



「おやおや、そこにいるのは俺のMa cherieじゃないか」

「! ふらんしす!ぼんじゅー」

「Bonjour、今日はどうしたんだい?」

「あーさーてぃーち、ぶろーけんだん!ばっと、あるてぃーち、ふぉーりんだん!ある、あんぐりー…ある、あーさーごーこーしょん!」

「うん、なるほどよく分からなかったよ」

「もんでゅー!えくっとびあん!(なんてこと!聞いて!)」

「いや聞いてたよ、聞いてたけどね…」

「むー…」


かくかくしかじか


「そういうこと、お兄さんやっと分かったよ」

「ふらんしす、あべっくあれ?(一緒に行く?)」

「勿論、面白そうだからね」

「ぷれじーる?(楽しみ?)」

「Oui, plaisir」



「大体君は、いつも俺のすることに口出しばっかりするよな!」

「それはお前がいっつもおかしなこと言ったりやったりするからだろ!」

「だからって間違ったことを教えるってのはどうなんだい!」

「俺は間違ってねーよ!なんだfallingって、お前が間違ってるんだろ!」


「いたね〜」

「くれるもべ!(喧嘩よくない)」

「mauvais、モヴェ、ヴェね」

「もべー!」


「あれ、フランシスの野郎…」

「Oh!My angelじゃないか!」

「あーさー、ある、くれるもべ!」

「Noooooooooooooooo!!またフランス語なんか使って!」

「そうだ、お前には綺麗なクイーンイングリッシュを教えただろう?」

「ちょっとアルフレッド、フランス語なんかってどういうことかな?それとアーサー、このこは世界で一番美しい響きを持つフランス語を公用語とするんだよ!」

「なんだって!」

「なんだと…?」


「むー…」

「おや、どうかしまし…どうかしてるみたいですね」

「きく!ぷりーずすとっぷぶらざーず!」

「はあ…喧嘩ですか?」

「いえす!ぷりーずすとっぷ!」

「事情は今一分かりませんが、状況は分かりました。ではここは一つ、喝をいれて参ります」

「カツ?びくとりー?」

「いえ、音は当っていますが…それにしてもこの、意味が分かっているんだか分かっていないんだかの仕組みはなんなんでしょうね…」

「みすてり!」

「まさにその通りです。では行ってまいりますね」

「ぐっどらっく!」


「あっ、菊!聞いてくれよアーサーが!」

「本田、フランシスの野郎が!」

「菊〜、アルフレッドがさあ!」

「我が国にはこのような言葉があります。…奥義・喧嘩両成敗!」





In a quarrel fight, both parties are to blame.





「こうなったら間をとって公用語は日本語ということにしましょう」

「ニホン…スシー!テンプーラ!フジヤーマ!」

「ふじさん、ですよ」

「フジサン!」







Be動詞を省いた単語だけで喋る感じ。外見はちびたりあくらいの幼女で、最近発見されて色んなとこが自分が見つけたと主張して親権争ってる感じ。そんな感じ。
多分マシューさんに一番懐いてる。

120711
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