4月22日
なんとなんとですよ。
なんやかんや色々ありましたが、突飛な出来事がありまして。
生徒会長さんからお呼びだし頂きましたー!
この時を僕は待っていた!
なーんて訳の分からないテンションで只今五限の授業が終わろうとしてます。
しかもお話し合いの場が巌戸台分寮っていうね。
湊が今日一番の笑みで一緒に帰ろうって言ってました。
コミュはどうした。
世界の破滅が迫っちゃうぞなんて笑えない冗談を考えながら空を眺めてました。
巌戸台分寮ロビー
いきなりラスボス降臨な勢いで生徒会長さん基桐条先輩が足を組んで目の前に座っている。
他にいるメンバーは湊と岳羽さん、伊織君だった。
あり?理事長はいないのか…大体こういう説明時とかいるイメージだったんだけど。
「わざわざ来てもらってすまない。2年F組の村木晴だな。今日呼んだのにはワケがある。1日は24時間じゃ無いことは知っているか?」
「え、あ、はい。知ってますけど…」
「えっ?!村木さん知ってたの?!!」
「あ、岳羽さん。うん。知ってたけど、なんで?」
と、まぁ、ダラダラと課外活動部について説明されましたー。
その間湊は私の横に座って眠そうに頭がフラフラしている。
もう1人先輩が居るらしいけど、今は所用でいないらしい。
なんだっけ…ボクシング大好きで熱血な人…武田さん?
分かんないなーなんて考えていたら、
「…やってくれるか?此方とて戦力が少しでも欲しい。」
え、何の話?あぁ。入るか入らないかの話か。
「湊も入っているんですよね。ならやります。」
「そんな簡単に…私は反対です!」
「えぇー…岳羽さんが否定すんのー…?」
「やってることは命がけなんだよ!?なんでそんな簡単に言えるの?!」
「湊がいるから。」
「…!!」
私の言葉が聞こえたのかうとうとしていた湊が飛び起きた。
「感謝する。では、村木。おまえの召喚銃だ。」
その後は腕章やら武器で薙刀を渡された。
まだ岳羽さんが納得してません。みたいな顔してるけど、ま、大丈夫でしょ。
(すいませーん。薙刀とか使ったことないんですけどー。)
(おっ!じゃあ俺ッチがみてyry(特訓しよっか晴。)
(おい!湊かぶせてk(湊せんせーお願いしまーす)
(無視イヤー!!)
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