ヴィンセント×ブレイク





血のように赤く鮮烈な悪夢を君に。



理由なんて後から付いてくるだけ、シたいからする。それだけ。

君の表情が好きです。心底嫌そうに、侮蔑を含んだカオが。

声も好きだよ。僕を嫌いだと言う声が。聞いているとゾクゾクする。


今日は何して遊ぼうか?


君はとても解りやすいから(だって、ねぇ?僕たちは似たもの同士だから)、だから好き。

君の歪んだ顔を見る為なら、割となんでも出来る気がする(あくまでするだけ、だけど)。


ほら、早く啼いてよ。

溝ネズミってさぁ。


僕を楽しませて。
退屈なんだ。

詰まらないのは、嫌い。

なんの反応もしてくれない君なんて、興味ないよ。


君がとても大切にしているお人形(肩に乗せてる奴じゃない)、あれを壊せばこっちを見てくれる?

ハサミで切り裂いてさぁ、きっと綺麗なままなんだろう臓物(ワタ)を引き裂いてそれを君に捧げるよ。

咽せ返るような血の海は、君によく似合うだろうね。


そうして狂って、狂って狂って、感情を曝け出して欲しい。


狂気も恐怖も絶望も、全部あげるから。

だから君の心を下さい。


それだけでいいなんて、とても謙虚だろう?



塗られた華と狂った


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