鉢屋
*なんか暗め
痛い、痛い。
作り物の肌を刺す風が、心の臓まで抉るようだ。
誰もいない。
もう、ここには誰もいないのだ。
今にも落ちて来そうな仄暗い塊を塗りたくった空を見上げ、ああこれほど私に似たものはない、そう思った。
僅かに差し込む光は、もう、私にはないものだったけど。
とても綺麗だった。
冬
の
空
に
哭
い
た
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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
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