鉢屋
*死ネタ
君の手を握っていたいと思うのは、陳腐かな?
安っぽいかな?
だけど、こうでもしてないと不安なんだ。
暗闇へと落ちて行く意識の中、体温を、感覚を無くして行く中、最後まで君の温もりを感じていたいんだ。
恐怖でも痛みでもなく、君の温かさを。
いや、温かかった、ことを。
こうしていればまた君に会える気がして
馬鹿だなぁ、『また』なんてもうないのに。
5月日記ログ
[
HOME
]
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -