小話 | ナノ




ポッキーなベイベー
2011/11/11 17:50



伊「ただいま〜」

留「お帰り伊作。買えたか?」

伊「うん!珍しくパンが残ってたよ」

仙「ほぅ。伊作にしては珍しいな」

伊「今日はついてるよ。あ、後ポッキーが安かったから買っちゃった。何で安かったんだろ?」

長「ポッキーの日…」

小「長次が、今日はポッキーの日だからじゃないか、だってさ」

留「そっか。11月11日でポッキーの日なのな」

仙「日本の製菓会社は色々と便乗し過ぎだ」

伊「まぁいいじゃないの仙蔵。乗っかるのもまた一つだよ。はい、みんなもどうぞ」

小「おっ、ありがといさっくん!」

伊「で、留さんは僕とポッキーゲー……ぶふっ!!」

留「アホか。こっち向けんな」

伊「うぅ…なにも叩くことないじゃない…」



文「はぁ…疲れた」

小「おっ、帰ってきたな文次郎」

伊「お疲れ様。仕事は終わった?」

文「文化祭の決算書の修正が漸くな。細々した作業だったから疲れた…」

伊「疲れた時は甘いものだよ。ポッキーがあるから食べ…あれ?」

仙「残念。留三郎のくわえてるのが最後だ」

伊「ありゃりゃ。珍しく不運だね、文次ろ……」



 ポキン

↑留三郎がくわえてるポッキーの反対側を、文次郎が食べた音。



四人『………』

留「なんだ文次郎。食いたかったのか。早く言えよ。ほれ」

つ【食いかけのポッキー】

文「どーも」

それを躊躇なく食う文次郎。



伊「…これ、僕が悪いのかな?」

仙「…ポッキーを買った時点で、お前の不運に巻き込まる運命とはな」

小「なぁ長次。あれ無自覚か?無意識か?」

長「…どっちもだ」





※これぞ801(^p^)
お粗末!