小話 | ナノ




実録
2011/11/08 08:06


 〜ない〜

留「あれ?古典の教科書がねぇ」

文「まじか」

留「おかしいな…これは現代文だし…」

文「この前テスト期間だったから持って帰ったとか?」

留「それはない。だって古典重いもん」

文「お前な…」

留「これは現代文だしな…なんで現代文なんだ!」

文「落ち着け。土井先生泣くぞ(現文の先生)」

留「はぁ…このロッカー、ほんと四次元ロッカーだよ…」

文「お前、本当に無くなるよな。体操服もシューズもなくなるし」

留「ほんとだよ!…まぁ、今日は無しで受けるか…」

文「どこ行ったんだろうな。家には持ち帰ってないんだろう」

留「その筈だけど………あ、持ってた」

文「………」

留「………」

文「…お前なぁぁぁ!割と本気で心配したんだぞ!!」

留「ご、ごめん!素!素でボケた!わざとじゃないんだ!」

文「はぁ…。ま、怒ってねぇよ」


※実話。
教科書を文法書と勘違いし、ないと思い込み。
まったく厚さ違うのに。
心配させてごめんね友人。
体操着がない云々も本当。
でも留が言うと犯人が某不運なってまう…(私の中で)。
もんじはそういうことしなそう。