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昨日は銀座にセサミストリート展を見に行った。そして、今は家にどデカいビッグバードがいる。
私は大のぬいぐるみ好きでゲームセンターに行くとついついクレーンゲームに囚われている可愛らしいぬいぐるみ達を保護しにいく。なお、金は吸われまくる。ちゅうちゅう甘い蜜嬉しいと吸いまくっては私の元に来ないこともしばしば多い。
そんな感じで、セサミストリートの教育番組としての素晴らしさやキャラクターの背景や性格の作りこみ具合に感銘を受けたあとの催事ショップは私を悩ませる。
カウント伯爵が好きなのだけれども、あの素敵な紫色でかっこいいぬいぐるみはもちろんないので(商品化はよ。)同じくらい大好きな6歳児のビッグバードのぬいぐるみが欲しくなった。
ビッグバードの大きさは3種類ある。
1.とても小柄な外に持ち歩くには最適な子
2.程よくディズニーにも売っている程よい存在感の子
3.もうそれは居るに等しい、家族サイズの目立つ子
エルモやクッキーモンスターも同じ三種類のサイズ展開をしていたけれどもビッグバードだけ異様にLサイズが大きかった。スケールを考えたら1/3くらいは恐らくあるし、重さも園児を抱えてる感覚と全くおなじだった。
初めは小さなSサイズとMサイズで悩んでいた。けど、圧倒的に顔が可愛くない。
よくぬいぐるみ好きな人は顔の違いがわかるとよく聞くけれど、私も遂にその地点まで来てしまったかもしれない。とりあえずMサイズで口が開いていて目の位置も抜群な子をディスプレイから引っこ抜き他の商品も見つつ、ぬいぐるみを持ちながら催事場内をウロウロした。
現状、私はこれで満足しようと思っていたがLサイズも販売品だと分かってからはやっぱりセサミストリートに納税しないといけないな……と謎の義務を心に負う。いつもちゃんと区民税を納めているのもあるからなのか、こういった良質なコンテンツは残って欲しい。
そんな感じで結局Lサイズを買った。
もうこんなんでは子どもだ。
昔から大きいミッキーのぬいぐるみなどに囲まれて暮らしていたのでさほど持っている自分になんの違和感ないけど、彼をレジに持って行った際にお姉さんから「可愛いですよね」と声をかけられて確実に頬がほんのり紅へと変わるのを体感した。……いや、したというよりせざるおえなかった。
そういえばパートナーはビッグバードを私だと勘違いして抱きしめて寝ていた。抱き心地はきっとそれくらい良いものなんだろう。素敵な買い物をした甲斐があった。