「笠野。今日はどこに行く?俺ん家、俺んとこ、俺の部屋。どれがいい?」


「そうだな。あと残り2時間の授業を終えたら考えるかな、お前との距離の置き方について」

「俺はずっとくっついてても平気だよ」


「真逆なんだけどな」




なんともまぁ話が通じないが、もはや俺のスルースキルは達人級に達していると自負している。

ある意味社会で生きていくために必要なことを学んだのは、こいつのおかげだ。


俺は将来、優秀な平社員となるだろう。





「ねぇ。笠野」


「なんですか」


「愛してるよ」


「…」


「誰よりも」





…ほんと、突拍子もないな。おいこら宇宙人。





――ああ。こいつはきっと、どこまで行っても宇宙人なんだろうな。









end




「知ってるよ。そんなこと」




11.5.31.







…何が言いたかったんだろう。
とりあえず、宇宙人なんです。こいつは。


そして無理矢理、
宇宙人(変態?)×無表情受け流し
と分類してみた。

無理があった。





そしてそして、気づいた方いらしたかもですが



帙 由羅

フマキュラー

フマキラー


気づかないか。

なんだか、虫に強そうですね。



 



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