「おはよー!只世!今日も輝いてるなー」


「ハーイ、おはよ〜。なぁに?今日もあたしがキレイだってぇ?
当たり前でしょ〜!」



「うっせーカマー」




 げらげら。




そう笑って去って行った、名も知らない村人A。


馴れ馴れしく話しかけて来ちゃって、まぁ。

まず名乗れ、って話よね。








…――てか、



言葉遣いさぁ…、ここだけでもいいから戻していい?

ほんとこの話し方だるいんだよね。肩こるっつーの。



は?


じゃあなんであんな話し方してんのって?



まぁ、あれだよ。

海よりも谷よりも授業中の居眠りよりも深ぁー――い訳があるってわけ。




…聞きたい?


ふむ。なんか君は口が固そうだな。言っちゃおうかな。


内緒だよ?





 



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