「いっ…――、っ」


痛い痛い痛い。

なんだこれ。まるで寝相が悪くてベッドの上から落ちたような痛さ。



――と思って目を開くと、見えたのは真っ白な天井だった。


横を見ればベッド…ってなんだよ。現に落ちたのか。痛いはずだわ。



だけども、俺ってばいつの間に寝たんだっけ。

ベッドに入った記憶なんてないし。むしろゲームしてた途中だし。




…そう、ゲームをしてて、桃子ちゃん…まぁ、やってたゲームの攻略キャラなんだけど、その桃子ちゃんがバッドエンドになって(ちょっとカッとなって)ブチ消しして、やり直そうと思って…――。



はいはい、ギャルゲーですけどなにか?

ギリギリR18じゃないよ。ギリギリ。



っと、ちげーよ。そんなこと説明してる場合じゃなくて、今は俺が夢遊病患者かどうかって話なわけさ。




「うーん…記憶ねぇー」



もしこれが記憶喪失とかだとしたら、かなりしょぼくないか?なんのドラマにもなんねーよ。


てか、今何j



 ・・・。





 



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