「ぅぅああ〜…!この気持ちをどう形容してくれようか!!」

「…あんた、まじでどうしたのよ。頭打ったの?」


第二のお母さんが洗面所の出入口からひょこっと、顔だけ覗く感じでこちらを怪訝な目で見ている。

自分でも薄々気づいてたが、結構気味の悪い言動をしてたらしい。反省。

あまりにもおかしすぎて病院に連れてかれた日には死ねる。
まさか、実は中二のあれでして…。
なんて説明も出来ないし。

だからここは誤魔化すに限るな!


「なんでもない。ごめん!なんかこう、テンションが高ぶっちゃって、とにかく、もう冷静になった。うん!」

「いや、まだ全然冷静になってない気がするけど?
…んーまぁ、仕方ないかしらね?なんせ今日から高校生だしね」

「うんうん!そうそう!仕方ないよね!なんせ今日から高校せ…」


うん?



 



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