なんだか馬鹿にされた気がしたから一気に三口食べてやった。
ざまぁみ…
グフッ
△◎#□※くぁp(゜∀゜)!!
…っ!やっば、いっのどに、てかなんかっつまった、った、!!
み、水!
「だ、大丈夫か!?紗依!ちょ、水水!!」
「焦って食べるからだよ?食い意地を張って…全く」
辻原君が背中をさすってくれてるのを感じながら
「はい」と手渡された水。
ありがたくそれをちょうだいし、急いでがぶ飲みしてチャーハンを流し込む。
食道から胃に流れ込むのを感じ、ひとまずホッとして深呼吸した。
なんだこの急死に一生を得た感覚…!
死因、チャーハンの喉つまりとか全然笑えない!笑えないよ!!
ほんと水水さまさまだね!
――渡してくれた人に目を向ければ、静止した。
いや、わかってたけども。
わかってたんだけどね?
あれですよ、実際目で見ると違うっていうか、百聞は一見にしかずっていうか…。
…ん?なんか違うか。