「はい、自重」
「たぁッ!!」
グアムバァ!
しゅ、秀介の拳が火を吹いた…!なんて破壊力なんだ!
「お、おぬし、あの封印されし力を解き放ったというのか!?」
「解き放ってやろうか?」
「御免こうむる!」
珍しくノッたと思ったらなんかどSオーラ満開。
真性の攻めだよ。秀介くん。
でもまぁふざけてごめんなさい。だからほんとに殴らないで。
「――君が編入生だね?初めまして。僕は副会長の恩田 紀彦っていうんだ」
「俺は瀬岡 真琴。よろしくな!」
「こちらこそ」
「あ、おれおれ〜。会計の稲賀 照久だよーよろしくねぇ」
「ああ、二人とも俺のことは真琴って呼んでくれよ!」
「わかったよ」
…。
!って、気づかない内に王道グァバハァッ!!
こりゃたまんねぇぜ!
おっとよだれが…
意外とこの立ち位置もおいしいかもしれないな。
なんか堂々と間近で見れるとかとか。我々腐男子にとってはご褒美ほかなりませぬな!
三度の飯よりもよいという――