「(…あり?)」



気のせいかな。

心なしか、真琴が静かだ。
落ち込んでる?


う〜ん…。


え〜…。





…!

そうか!!







「寮監さん×王道くんここに確立!!」


「うるさい」


「ッイテ!あっ!今ので脳細胞100万死んだー!」


「すでにお前の脳細胞は死滅している」


「なんと!だがしかし、我が人生一片の悔いなし」





いつの間に俺の脳細胞が死滅してしまったのかは検討もつかないけど、多分俺の"寮監さん×王道くん"予測は正しいって!


見てよ!あの真琴くんの哀愁漂う、恋い焦がれるような表情!

ありゃビンゴだねっ





「(さぁ、絡め!清く淫らに絡め!)」



そして俺に念願の萌えをー…








グゥゥゥー…






「……」


「……」


「……」


「……」


「…えへ」





…。


ちょ、待って!俺じゃないよ!
口調からしてなんか俺っぽかったかもだけど、違うからね!


俺無実だから!






「…みんな。




お腹減った」






犯人は、とても哀愁漂わせ恋い焦がれるように言った、真琴くんでした。


まさかの空腹×王道くん。




 




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