「ねぇねぇ秀介。同室者は誰がいいかな!?」


「強いて言うなら、知らん。だな」


「だよね!やっぱ不良が妥当だよね!」


「ああ、そうだな。俺はもうなにも言わないぞ」





ちょ、秀介!テンション低いよ〜!
はい、あげぽよ〜!

あ、自分で言っててテンションあがった。

あげぽよ〜。






「ハスハス!さぁさぁ瀬岡きゅん!寮へ帰ろうか!」


「待て。今の発言には何かと問題が…」


「おう!赤井…くんだよな。下の名前なんて言うんだ?俺のことは真琴って呼んでくれよ!」

「瀬岡はツッコミ要員じゃないと判明してしまった。どうしよう」




かくして


俺は瀬岡くんを真琴に。真琴は赤井…くんを沙依呼びに。ちなみに、真琴は全員を名前呼びにした。(全員には辻原君も入ってる。しゃべってなかったけど、いたんだよ!)



しかし、名前呼びさせるなんて…。


なんて王道くんをわきまえてるんだ!真琴は!



フラグへし折れたとか言ってごめんよ!

君は真の王道編入生だ!

俺が保証する。
君は俺の萌え要員トップ5には入る実力であると!







――かくしてかくして


俺は寮までの道のり、ずっとニヤニヤしてましたとさ。




 




[*←] | [→#]
20/43



 
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -