「キモい」


「え、開口一番にソレ？」



ちょっと待っておくれよ。
画面の前のみんながついていけないじゃないか。


もうちょっとセオリー通りにワンクッション置いてすすめようよ！



「ていうかあれだよね？それって前のページのことだよね？ヤバい読めちゃった？」


「いや、なんか空気で把握した」



どうやら我が親友はＫＹ(空気読める)らしい。

ＫＹ(空気読める)ってかっこいいよね。スタイリッシュっていうかさ。
あれ、これって死語？死語なの？やべぇ時が経つのって早いよね。




…って、あぁ！


放置プレイさーせん。
めっさ自然体で進めてました。

えっとぉ…

カンペによると、俺の親友の紹介をせよとあるので失礼しまーす。

作者も第三者視点的な感じで紹介すればいいのにねぇ。


まぁ、しますよ。しますけどね。



…彼は俺の親友で馳 秀介っていうんだけど、それがまたかな〜り男前な面をしています。
ムカつくけど、俺と身長が10cm差もある。
スポーツだってどんとこいの、素晴らしき爽やかスポーツ男前攻めだ。
ほんとはサッカー部きぼんぬなんだけどさぁー、秀介君はあくまでもスポーツは出来るのであってしたいわけじゃないらしい。
何て言うか、全くもっていらつく理論だよね。
っていうか、最近俺秀介と隣の組のかわいこちゃんの観察してるんだよね。明らかあの子秀介に気があるよ。だって目がハートだもん。
男前攻め×一途受けいいよね。やば、萌え。
秀介も早くあの子のこと好きになっ…