ただいまポケモンウッドで映画鑑賞中

実はこれ、自分たちが出演した映画を観れる場所である。
先ほど、ポケモンウッドに着いた時に、社長さんらしき人に「youは才能ある」って初対面で言われたハルは、はぁ?と唖然した。その間にも社長さんらしき人に腕を引かれて、いつの間にかポケモンウッドにいて、いつの間にか撮影していた…

最初は映画撮るなんて、初めてだったので体がガッチガチでセリフも言えなかったが、だんだん慣れていき、最終的には超ノリノリで演技していた
ちなみに花火も擬人化して出てた。希色は流石にハードル高すぎるので、モンスターボールの中で待機

そして、その撮った映画をこの大きな映画館で観る
なんと言うか、これ、とても恥かしい…。とんだ羞恥プレイだよね…。たぶん今なら顔から火が出そうなくらい真っ赤だし熱いと思う

膝に座っている希色はポップコーンをむしゃむしゃ食べながら映画を見ては、すご、いと目を輝かせていた


連続で撮るわけではなく、コマに分けて撮っており、それを繋げ、このように長編として観れるのだから、映画って凄いなと思った。
自分のが観終わったあと、メイが出ている作品を見つけたので、それも観賞した。メイの可愛さが全面に出されており、ハルは静かに拍手を送った


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映画も見終わり、ぐーっと背伸びをする。
社長さんらしき人にめちゃくちゃ絶賛され、またよろしくとウィンクをして去って行った。なんなんだあの人…


「さーてと、」


バックからあの頂いた観光マップを取り出し、次はどうするかと思いながら観光マップを見ながら歩いていた
特にもう無いかな?と思い、観光マップを閉じてはバックに入れた


「そろそろ次のところへ行こうか」

「ん!」


「次はどこ行くん?」


「次はヒウンシティ…なん、だね」


そうか、もう、ヒウンシティなのか。
創から言われた、お試し旅期間がもうすぐ終わることを意味している。これから、旅を続けるのか、それともヒオウギシティに戻ってみんなとのんびり暮らすのか…それを決めなければならない。

プラズマ団が復活し、旅をするのが危ないのは分かった。しかし、サンギ牧場でみたハーデリアを蹴る光景のように、これから先、プラズマ団がポケモンを傷つけるのかと思うと、いてもたってもいられない気分である

はぁ、と溜め息をこぼすと、花火と希色にどうしたの?と心配してくれた。そんな二人の優しさに、ハルは微笑み、なんでもないと返した
とりあえず、ポケセン行こうかな


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