『う〜…』
「どないしたんや??」
「遂に頭可笑しいなったか…」
『ちょ、なんでそんな優しさのカケラもない言葉掛けれるねん』
「それが俺の優しさやねん」
「それが白石の優しさやねん」
『そんな優しさ要らんわ!!』
「…で、どないしたんや??」
『なんかむっちゃ寒い…』
「まぁ冬やからな」
「いやいや、イヤーマフ付けてマフラーぐるぐる巻いて、手袋付けてスカートの下にジャージ着込んだ上にカイロ貼りまくってるのに何が寒いねん」
「え、なんそれ。カイロは俺初耳やねんケド。お前おっさんかなんかか」
「いやいや、」
どっちかってとおばはんやろ
(『…お前ら本気死なすど』)
(「いやいや、キャラちゃうから」)
(「ユウジの十八番取ったんなや」)
(『使いたい気分やってん』)
(「で、まだ寒いん??やったら俺が温めたろか??勿論有料やケドな」)
(『ちゃうねん、心が寒いねん』)
(「お前の頭が寒いわ」)
(「え、俺無視??」)
(『「やって謙也やし」』)
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