「お前何してんの?」

『何って…見て分かんないの?』

「まぁ見てものを言うなら…リンチ喰らった後って感じ?」

『“感じ”というかそのままだし!てか見てたなら助けろよ!』

「千切っては投げ千切っては投げしてた癖にいらねーだろぃ」

『いやいやいやいや、千切ってないから!』

「でも投げはしたんだろ?」

『…はなこちゃんワカンナーイ』

「お前一度精密検査行った方が良いと思うぜ?」

『あたしがこんな状態になってるのは誰の所為よ!』

「そりゃ間違いなく仁王の所為だろ」

『あたし、まともな人生を歩みたかったのに…!』

「アイツに気にいられた時点でアウトだろぃ」

『なんて不幸な美少女なのかしら…!』

「自分で“美少女”とか言うとるし」

「『仁王!』」

「おー何じゃ?」

『何じゃ、じゃないから!アンタのファンクラブにリンチされたのよ!』

「え、丸井。コレ、マジ?」

「おーマジマジ。俺見てたし」

『ほらっ!どうしてくれんのよ!』


怖いもの知らずもおるもんじゃなー
(「確かに」)
(『おい!心配しろよ!』)
(「心配要る?」)
(「必要ないじゃろ」)
(『有り得ない!私の人間関係終わってる…!』)
(「心配せんでも愛はあるぜよ」)
(「そうそう。愛しすぎてやべー!みたいな?」)
(『リンチを放置するのが愛なのか!?』)
(「愛は試練を乗り越えてこそ深くなるんじゃ」)
(「今まさに試されてるところだな!」)
(『(もう本当にヤダ…!泣)』)


お気に入りほど苛めたい(いびりたい)
なのかは、定かでは有りませんが←
20130214


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