おっひさしぶりの再開

「ただいまー」
『おっ邪魔しまーす!』

仁と一緒に帰宅った。

「あっらー、央志くん!?ずいぶん格好良くなったわね!」
『あっれー、お久しぶりです!おばさんも相変わらずお綺麗で。…ま、冗談ですけど』

ニッコリ笑顔で言えば。

「あいっかわらず、腹立つわねー!」
『きゃー、暴力はんたーい』

首を決められる。
まーったく、手が早いんだからー!

「うっせえぞ、そこふたり」

なんだよもー。
せっかくおばさんとの再開を楽しんでたのにー

「怖いわねー」
『ねー!』

「黙れ。」

きゃー、こわーい。


*


『久しぶりに入った、仁の部屋』

「まあ、何年かぶりだからな」

へへっと笑って、そこにあったベットに飛び込む。

「こら、遊ぶな!」

布団に包まってみる。

『えへへー、仁の匂いがするぅー』

「…男に言われても萎える」

なんだよもう。
せっかく可愛ーく言ってあげたのに!

まあ、俺だってこんなこと男にやられたら問答無用で殴るけど。

あ、でも仁ならギリギリおっけーかも?
…ちょっと想像したら、想像の中の仁にボコボコにされた。


『もう、仁は暴力的なんだからー』
「は?」

意味分からん、と言って俺の布団をはぎ取ろうとする。


「おら、さっさと出ろ。
そこは俺の陣地だ」






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