食べること

「いっつも思うんですけど」

――昼休み

いつものように集まってきた姫達とお昼ご飯を食べてます。

あ、因みに俺のご飯はメロンパン。

「先輩って小食なんですか?」

何を言う。
お前はメロンパンの重量をしらんのか。

最近こいつにも勝てなくて困ってる。
食ってる途中で顎が疲れてくる。

あれ、俺だけ?


『別に、そういうわけじゃないけど』

「めんどくさくなるんだとよ」

俺の代わりに答えたのは仁。
さっすがー良くわかってるじゃん

『そうそう。なんか疲れる』

「ええー有り得ないですよそんなの!」

そんなこと言われても。
そうなるんだからしょうがない。

君はいいね、俺とは逆で。
そんなちっこい体のどこに、その大量のパンが消えてくのか俺は不思議でしゃーないよ。


「だからこんなに細いんだね」

『…抱きつくな、白雪』

「抱きついてないよ。ウエスト調べてるの」

嘘つけ。
素手で測れるわけないでしょ

「67」

測れてたー

「細!!」

『うっさい』

好きで細くなったわけじゃないですー

「女の子並みじゃないですか!」

『うざい』

俺は細くない。
そう言い切ってやります






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