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晴菜SIDE



「よしっ準備できた」



あたしは、そう呟いて

家を出た。



向かうところは、結菜の家。





今日、結菜を誘ったわけは、

あるところに行くため。





蓮のやつ、

あたしの大事な結菜を

傷つけることしかしないから


あたしの怒りもピークにきた。



だって、あんな優しくて

可愛くて、あんたみたいな奴と

付き合ってくれるのは結菜くらいなのよ!


それなのに、アイツは。




まぁ、いいわ。


今日は、アイツ

後悔させてやるし。


見てなさい?




あんたに結菜は勿体ないくらい。




だから、今日

思いしるがよい。




あたしは、密かに

結菜のためにあることを考えていた。









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