07
「近藤 翼」
顔を上げた瞬間、先輩は、そう呟いた。
「え…?」
「俺の名前」
「先輩のですか…?」
「うん。覚えといてね?」
「は、はい」
人の名前とか覚えるの苦手だけど
頑張ろう!
「あと俺、絶対諦めないから!!」
先輩は、ワケのわからないことを言い残して、走ってどこかに行ってしまった。
何を絶対諦めないの…?
またひとつ、疑問がうまれた。
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