プルルルル…

「もしもしー?」
『あ、もしもし。日吉です』
「おー日吉くん、あけましておめでとう!」
『おめでとうございます。』
「うん、おめでと」
『……』
「……」
『…あの、』
「ん?」
『なまえさん、初詣って誰かと行きますか?』
「あー…、家族と行くんだよね」
『、そうですか…』
「え、あの…どうかした?」
『いえ。一緒に行けたらな、って思ったんですけど……』
「あ…。い、いいよ」
『え?えっと、本当ですか…?』
「うん。家族には、友達と会うって言って抜けてくれば大丈夫だし」
『、友達……』
「もしあれだったら、彼氏って言おうか?」
『っ…!!な、何言ってるんですか!?』
「フフッ、冗談だよ」
『ちょっと、やめてくださいよ』
「ごめんごめん。じゃあ後でねー」
『あ、はい。また後で』

ツーツーツー…


ーーーーーーーーーー


プルルルル…

『もしもしー?』
「もしもし!む、向日先輩!?」
『お、おう!どうしたんだよ、そんなに慌てて』
「なまえさんが、い、一緒にっ、」
『おいおい、落ち着けって日吉。なまえがどうしたって?』
「なまえさんが一緒に、初詣行ってくれるって…」
『うお!まじかよ!よかったじゃん日吉ー』
「は、はい…」
『(お、照れてる照れてる)じゃあ頑張れよな!』
「はい、ありがとうございます」

ツーツーツー…

(へー…日吉やるじゃん。侑士と宍戸に言ってやろうっと)




****
日吉が元旦にヒロインちゃんを誘ってたらいいなー、と思って書いてみました
自己満さーせん



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