良い歌、重ねて

春を 待つ。


TTBテレビ主催 特別番組
春待ち歌謡祭2016
http://nanos.jp/mkr08141130/




【録画映像】


(大勢の出演者や観覧客の見守る中、放送開始のカウントダウンを聞きながら目を閉じると浅く息を吐いて。数秒前に目を開けて表情を切り替えると、カメラの上の赤いランプが点灯したのを確認して口を開き)
…さあ、今年もはじまりました、春待ち歌謡祭2016!
1年ぶりの放送となります今年は、テレビの前の皆さまからリクエストをいただき、その曲を歌っていただくという新しいスタイルでの放送です。
皆さんのリクエストした曲を、あの人が歌うかもしれませんね!
最後まで、ぜひ楽しんでご覧ください!



それではまずこの方にご登場いただきましょう。ミュージシャンとして黎明のヴォーカルとしてご活躍中のステラさんです。
リクエストはベリーさん他、たくさんの方々からいただきました。ありがとうございます。
声の通る人が歌うと素敵だからという理由でこの曲をリクエストされたそうです。
曲は、いき/ものがかりブルー/バード。
それではステラさん、お願いいたします。





(春の訪れを感じる頃、歌謡祭が行われる事となり爛々と目を輝かせながら出演エントリーし、程なくして自身の歌やメジャーなアーティストの曲がリクエストされていき、どの曲も、出来るなら全ての歌を唄いたいとは思うが考えに考えて大人にも子供にも人気な某アニメのオープニング曲を選んだならば他のリクエストに書かれていたコメントを思い出して弾き語りにすることにすれば頭の中で楽譜を立ち上げながら練習に励み。本番当日が訪れればチューニング済みのギターを手にステージに上がり)どうも皆さん、ステラです!今回は沢山のリクエストを頂き有難うございました!ギリギリまで悩みましたが、聞いて下さい。いき/もの/がかりで、ブルー/バード!(進行役に促されて笑顔で自己紹介とコメントを述べ、今までに至る話をしてから曲名を口にすればギターを弾きながら歌い始めて)



歌っていただきましたのは、ステラさんで、曲はブルー/バードでした。
ステラさん、ありがとうございました!








次にお呼びするのは、最近かなり人気を集めていらっしゃいます。声優の御子柴 桃矢さんです。
曲は、ねこたっちさんのリクエストで福山/雅治さんのGa/ng☆をお選びいただきました。
「セクシーさをもっと前面に出すきっかけになったらいい」という理由でリクエストをされたそうですよ。
それでは御子柴さん、セクシーな歌声でお願いします。





(白い肌が映えセクシーに見えるようにと用意された鎖骨が見える黒いVネックの春ニットに白のパンツ、黒いジャケットを羽織ってTVカメラの前へ立ったもののただでさえ慣れないTV番組のスタジオ、加えて歌を披露するこの状況に珍しく緊張で鼓動が少し速まるのを感じカメラに映るその表情は少し硬く見えるだろうか。しかしその緊張も束の間、福/山/雅/治のGa/ng☆のイントロが流れれば役に入ったかのように顔付きが変わり、息を吸うと甘く艶っぽい歌声で歌い始め、時折カメラに向かって色っぽい視線や笑みを送って)――愛を/ちょうだい、ハー/ド・コ/アに。痺れる/くらい/くちびるでGa/ng――…(夢中で歌っていればうっすらと汗が滲み最後のワンフレーズを終えれば心地好い満足感と歌いきった安心感に自身の素にも近い柔らかい笑みが溢れ。アウトロの終わりと共に一礼をして上がった顔に浮かぶ笑みは一瞬見せた素の表情ではなく色気のある笑みで、ひらり手を振れば無事に出番を終え)



声優の御子柴桃矢さんで、曲はG/ang☆でした。
御子柴さん、ありがとうございました!






それでは番組の途中ではございますが、ここで一旦お天気を挟みたいとおもいます。
お伝えいたしますのは、夕方のウイークデイズでお馴染み、気象予報士の宮山さんと晴れ太くんです。
宮山さん、晴れ太くん、明日のお天気お願いします!





それで僕も風をあつめて風をあつめて蒼空を翔けたいんです〜…なんて、会場の皆さんもテレビをご覧の皆さんもこんばんはー、さてではここで一旦、明日のお天気をお知らせしますね。明日は歌のようにあおぞら、とはいかないようですよー…(会場の大きなバックスクリーンに引き気味のTV局前の中継映像が映し出されると、リクエストされていた曲のひとつをアカペラで歌う声が流れて、徐々にズームされると防寒着に身を包みピンマイクを付けた宮山とマスコットキャラクターの晴れ太の姿が映り、手を振って挨拶をしながら天気予報へとシフトしていって。フリップなどを使い一通り喋り終えると会場に返す言葉を告げて、段々カメラが引いていく中、もう1つリクエストされていた曲の中サビ部分を晴れ太と一緒に簡単な振りをつけて遊ぶように歌い終えると、2人合わせて下ろした手を再び持ち上げカメラに向かって大きく手を振り挨拶で締めて)ということで、明日もしっかりと防寒対策をお忘れなく、暖かい格好をしてお出かけくださいね。それでは引き続き、春待ち歌謡祭をお楽しみください。 せーのAR/AS/HI、AR/ASH/I、for dreamー…また来週!



オ/ト/ナ/モ/ー/ドの風/を/あ/つ/め/てはいちごみるくさん
、A・R/A・SH/Iはけいさんからのリクエストでした。
宮山さん、ありがとうございました。








それでは、次に最近はタレントとしてのご活躍も多い、モデルの仁科雪さんにお越しいただきました!
リクエストはなごみさん他多数の方々からいただきました。
松任/谷由実さんの春/よ、来いを歌っていただきます。
着物姿でのご登場です。
それでは、仁科さん、お願いいたします!





(間もなく春という季節柄のためかスタジオは薄いピンクや白等の明るい色を基調としたカラーに彩られ、桜の花をモチーフにしたセットで装飾されて普段より一層華やかさが増しているだろう。その舞台袖でスタンバイしているとスタッフに呼ばれ、白地に桜の花が描かれた優美な和服に身を包ませて登場し。スタジオでの収録は何回も熟しているものの生放送は初めてなので少し緊張しながらも司会進行の友人からの紹介を受け、マイクを口元に近づけて穏やかな笑顔を観覧者とカメラに向け)
皆さんこんばんは、仁科雪です。今日はこのような素晴らしい場所に呼んでいただいてとても嬉しいです。テレビで歌を披露するのは緊張しますが、どうぞよろしくお願い致します。では聞いてください。
(お辞儀をすると一曲目「松任/谷由実の春/よ、来い」が流れ出したのに合わせて歌い出す。元は女性の曲であるが、涼やかで透明感のある声は違和感を感じさせずに感情を込めて儚げながらも力強く歌い上げ。終盤では桜吹雪が舞う演出と和服姿から曲との親和性を感じられるだろう。歌い終わるとカメラと観覧者に向けて一礼して)



次に同じく仁科雪さんでアヴ/リル・ラヴィ/ーンさんのWha/t The H/ellです。
先ほどとは全く違った姿でのご登場です!


(拍手の中で一度セット裏に下がり、素早く和服を脱いでスタッフに渡す。下からは予め次の曲の衣装を着て和服の着付けも簡略化していたため、数分後にはスタジオに戻っていて。二曲目は「アヴ/リル・ラヴィ/ーンのWha/t The H/ell」の日本語アレンジ。先程のイメージとは打って変わった曲調に一瞬会場がざわめき。衣装も和服からボタンを第二まで開けた黒のワイシャツとジーンズ、ショートブーツ、下ろしていた髪もポニーテールに結い上げた姿に変わり、清楚な前曲から一変した妖艶で小悪魔的な雰囲気と歌声でバックダンサーと共に色気のある振り付けで歌い上げると、会場からの拍手の中笑顔で深く一礼して)
ご清聴ありがとうございました。二曲目は敢えて今までのイメージとは真逆のものを選ばせていただきました。皆さんに新しい仁科雪の魅力を知っていただければ幸いです。春待ち歌謡祭、まだまだお楽しみください!ありがとうございました。



仁科雪さんで、「春よ、来い」そして、「Wha/t The H/ell」を歌っていただきました。
仁科さん、ありがとうございました!








さて、楽しかった春待ち歌謡祭2016ですが、そろそろ終わりの時間が近づいてまいりました。
最後にご登場いただくのは、Arcobalenoです!
お選びいただいた曲は、メロメロンさん、めがねまるさんにリクエストいただきました。
「可愛らしい歌詞の曲がコウに合う!」とのことで、ボーカロイド曲のメ/ルト。
そして、「次々変化していく感じがコウさんぽい」とのことで、N/EW/SのWe/ee/e/K。
2曲続けて歌っていただきましょう。
それでは、Arcobalenoの登場です。
よろしくお願いします!





(ピンク色に染めた髪に造花の桜を散りばめ、エクステで少し髪を伸ばし巡/音/ル/カとして登場。バックにいるギターのサクラはボー/カロ/イドのリ/ン、ベースのアオイは初/音/ミ/ク、ドラムのアカネはK/A/IT/Oの格好をしている。登場するやいなや聞いたことのあるメロディが流れてスポットライトが集まればマイクを持ち歩きながら歌い出して)朝目が覚めて
真っ先/に思い浮かぶ 
君のこと(大きく伸びをしたり、頬に人差し指を当てて考えるポーズをとってみたり、まるで女の子のような仕草を時折いれて)
思い/切って 前髪/を切った
「どうし/たの?」って 
聞かれたくて(前髪に手を添えて微笑み、衣装であるピンクのスカートの裾を広げて)
ピンク/のスカート お花/の髪飾り
さして 出かける/の
今日/の私は 
かわいい/のよ!
(サビ手前ではブイサインをみせてここ一番の笑顔で盛り上げて)
メル/ト 溶けて/しまいそう
好き/だなんて
絶対に/いえない… 
だけど メル/ト
目も合わせ/られない

恋に/恋なんてしないわ 
わたし
だって 君のこと/が 
…好き/なの

(両手でマイクを持って上目遣いで吐息でとかすような甘い声で囁いて、マイクを1度マイク台の上にセットすればギターで次の歌へつなげて、先ほどとは違うテンションの高い曲へうつり)さあ!!!どんどん盛り上がってくぜ!!!
(またマイクを持って観客の方へ手拍子をしながら歩み寄り、頭につけていた桜の造花は実は下に飴玉(包装済み)がついていてなげながら歌い出して)明日っから/また日 月 火
ほら水木回/って金土/日曜
夢の日々を/大事に/いきましょう
もういっちょ!
(マイクを今度は観客側に向けて歌うように促し、再び自分も歌って)
明日っから/また日月火
ほら/水木回って金/土日曜
僕ら日々/を楽しんで生きてこう/さあ行くぞ
(サビからコウ、サクラ、アオイの3人がジャンプし、着地すると同時に演奏が終わる)




Arcobalenoの皆さんで、メル/ト、そしてWe/ee/e/Kでした。
ありがとうございました!





(会場ステージ上へ出演者が一堂に会すると、司会者の声と同じくらいのタイミングで、ステージの左右に設置された花吹雪用の装置がポンという控えめな音とともに弾けて、ステージ上はピンク色の花びらが舞い散り)
春待ち歌謡祭2016ーーー
すべての曲が終わりました!
テレビの前の皆様、リクエストした曲はありましたでしょうか?
それでは、また来年、次は春待ち歌謡祭2017でお会いいたしましょう!
本日はご覧いただきまして、ありがとうございました!
(会場内は出演者と観覧客の盛大な拍手に包まれ、カメラはステージ上の出演者を全員映すと、司会者の手を振る様子を映してからCMへと切り替わり)

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