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12/29〜



 
@げきりんで忘年会

「一年お疲れ様でしたー!!」

「「かんぱーい」」

「乾杯」

ただいまノボリとクダリの家で忘年会という名目で飲み会中です。

「今年一緒に働けて嬉しかったよ」

「クダリー、なんて嬉しいこと言ってくれるんだ」

感動したよ、可愛いよクダリ!

「そんなクダリには私がギューってしちゃうんだから」

「やったあ」

はい、ぎゅー…って何邪魔してんのさノボリ。

「なにノボリ」

「どうしたのノボリ」

ノボリは眉間に皺を寄せて私達の間に割って入ってきた。

「ノボリもギューってしてほしいんだって」

「そうなのか」

「そんなわけありません」

つっけんどんに言い放つノボリに対して私とクダリはにやけ顔。

「まあまあそんなに恥ずかしがるなよ」

「ノボリ、素直になろう」

「わ、わたくしは決してそんなこと」

あわあわと慌てふためくノボリの姿を見れるのは私達だけの特権だろう。
そう考えるとより一層にやけてしまう。
クダリと目を合わせて頷き合うとノボリに二人で突撃。

「ノボリにぎゅー」

「ぎゅー」

「ややややめてくださいまし!」

クダリと私がノボリを挟むようにして抱きつけば本気で恥ずかしがっているノボリに癒されつつ、二人と一緒に過ごすであろう来年に思いを馳せた。


(今年もよろしく!)