わたしにはとにかく苦手な先生がいる。生徒からは咲間先生と呼ばれている。理科担当。委員会は図書担当。名前は知らないけどとてもいい大学を卒業している。(という噂)顔もかっこいいので女子生徒にいつも囲まれている。運動神経もいいので男子生徒とよく遊ぶ。この学校の人気投票したらきっとぶっちきり1番だと思う。なんで彼がそんなにも好かれているかは周りから見てあからさまだ。

彼が特別なわけでもないが、周りの先生もこの人と言っていい先生だと思った人はいない。だからか、咲間先生くらいしか生徒には好まれない。嗚呼、教師いじめなんてくだらない事が起こらなくてよかったですね。おめでとうございます。


「玲」
「…ん、はい!」

名前を呼ばれた。玲、と。その声はいつも聴き慣れていて、ウィスパーボイスのような透き通った声をしていて。そんな声で呼ばれたらいつだって振り向いてしまう自分がいる。

「今日、日直じゃなかったっけ?」
「え、そうでしたっけ…」
「そうだよ。咲間先生が玲の事探してたよ。ほら、日直ってなんか毎回手伝わなきゃいけないんじゃないっけ?」
「ええっ…そうなんですか……。行きたくないけど、行ってきます…」
「一緒に行こう」

背中をトン、と軽く押されて、バランスの悪い重心の取り方をしてたから簡単につまずきそうになった。そしたらまた彼女が腰に手を回して支えてくれて、申し訳ないですと小さく伝えた。困ったように笑う彼女の顔がとても好きだ。

彼女、とは。同じクラスでよく一緒にいてくれる町谷夏子さん。茶色っ気のかかったストレートの綺麗な長い髪に、斜めわけされている前髪。薄いブラウンのカーディガンを羽織ったスタイルの良い町谷さんは、男子からも女子からも注目の的だ。たくさんの男子から告白されていたりしているみたいで。とにかく、町谷さんはかわいい。

廊下を歩くたびに声をかけられていて、わたしは横で小さくなって空気になろうと必死だ。横に歩くのが怖いくらいで、周りからは町谷さんだけが眩しく輝いているように見えているんだろうなあ。そんな町谷さんは憧れる。



――――職員室につくと、また軽く背中を押された。

来て今更かよって感じだけど、職員室は苦手だ。よくテストの点数悪くて呼び出しを何度もされているし、入る度に「また悪かったの」みたいな目で見られるのがどうしても嫌だ。

うまく入れずにその場で立ちすくむ。入りたいんだけども…入れないんだけども…咲間先生の席は入って数歩のところなのになんかそこまで行く勇気が!出ない!

頭を掻き毟りたくなるくらいに焦りが増した。と。


ぱっ、と手を掴まれた。

「失礼します」

町谷さんがわたしの手を引っ張って、職員室の扉を開けて言い放った。数人の先生の目線がこちらを見ていて、背中が震えた。だけど、わたしの手を掴む町谷さんの手があって。自分でも不思議なくらいに、職員室に足を踏み入れられた。

カタカタとキーボードを打つ音や、珈琲の香りが漂う職員室は相変わらずだ。連れて行かれるがままに目をつむっていたら、体が止まった。目を開けたら咲間先生が笑ってわたしに日誌を差し出していた。これが生徒を虜にする笑顔なのか。

あ、りがとうございます、小さくそう言えばどういたしましてと咲間先生は顔を少し傾けた。俯くわたしと目を合わせようとしたのかはわからないが、わたしは目を合わせまいと必死に下を向いて視線を逸らせた。わたしは虜になんぞならない。決して貴方の魔法にはかかりません。

「夏子さんと一緒に来たの?」
「え、っと…」
「…はい。玲がどうも忘れっぽいので」
「え、玲さんって忘れっぽいの?見た感じ2人ともすごくしっかりしてるっていう感じだけどね」
「いえ、わたししかしっかりしてませんよー」

わたしが先生とうまく話せないのを察してくれたのか、町谷が冗談混じりで先生と話をしている。ははは、と楽しそうに笑う2人の声が耳に響いて、自分は何をしているんだと溜息をつきたくなる。

「夏子さんと玲さんって、仲良しなんだね」
「え、」

“仲良し”という単語に過剰反応してしまった。先生がにこにことした爽やかスマイルでわたしを見ていて、そんな顔で見られたら返答に困る。だけど、なんだか大事な質問をされたようで色々と頭の中で考える。わたしと町谷さんが仲良し?例えばそれが移動教室に行く時一緒に行ったり、お弁当一緒に食べたり、昼休みにお話していたら仲良し?要するに一緒にいることが仲良し?

町谷さんの顔を下から少しだけ見ると、夏子ちゃんもわたしを見ていた。二重で睫毛が上がった大きな瞳がこちらを見てて、咄嗟に目を逸らしてしまった。あまりにも綺麗で、わたしと町谷さんの関係を仲良しなんて言葉じゃ表しちゃいけないような気がした。


「…仲良し、っていうか……町谷さんは優しいのでいつも付き添ってくれるみたいな…」

「……」
「だから、仲良しとかとは少し違うかなって…思います…」

そう言った途端にあまりにも周りが静かになったから、わたしはとんでもない事を口にしまったのではないかと思った。町谷さんを見ると、咲間先生を見て私は玲の保護者ですー、と冗談混じりの笑顔を浮かべていたから、安堵の息を零した。強く波打つようになっていた心臓がだんだんと静かに収まって、ゆっくりと呼吸が出来るようになった。

職員室を出ていこうとした際に、咲間先生から友達は大切にねと言われた。その意味をあまり深く考えず、とりあえずお辞儀をしたらまた楽しそうに笑っていた。やっぱりこの人はどうにも苦手だ。というか嫌いだ。何が楽しくて、何を考えているのかが分からない。




優しく扉を閉める音がして、やっと息苦しい空間から開放されたとその場にうずくまった。嗚呼、疲れた。話をすることだけで疲れた。寿命が5年ほど縮んだくらい辛かったが、町谷さんがいてくれたおかげで5年で収まったんだから本当に感謝しないと。

「…玲、」
「…はい?」

上から町谷さんがわたしを見下ろしていた。首元に手を添えて、目は合っていない。横を向いて、なんだか気まずそうな顔をしていて、なんていったらいいか分からないんだけど…と口ごもっていた。町谷さんって、こんな風な面もあったんだ…困ったりするような人でとても可愛らしいと思った。

だけど、いつもと違ってすごく戸惑っているようにも見えて、どうしたのだろうと立ち上がる。わたしの背より10センチほど高い彼女の瞳を下から見つめながら、なかなか合わないそれに違和感を感じた。数秒沈黙が続いたあと、何か言わないとだろうかと言葉を探していたら、町谷さんからその沈黙を消す言葉を放った。


「私、あんまり玲の保護者みたいな気持ちだったんじゃないっていうか、個人的には色々思ってたっていうか…」
「……え?」

「さっきは冗談で先生に言っちゃったんだけど、…あーなんていったらいいのかな」
「私たち2人が今まで過ごしてきた時間って、玲の中では意味のあるものになっていたのかなって…、思ったんだけど」

眉尻を下げて口角をあげている町谷さんの顔が、ひきつって困ったように見える。どこか悲しそうで、だけど笑っていて。先にもどるね、とわたしの横を通っただけなのに、その瞬間に町谷さんがわたしの体からするりとすり抜けたような感覚になった。

意味が、分かるようで分からない。いや、きっとわたしは馬鹿だから分かっているはずがない。言葉の意味はなんとなく理解しているのに、それとさっきの態度とが結びつかない。どうしてあんなにも悲しそうに笑ったのか。どうしてあんなにも困ったように首筋に手を添えていたのか。彼女の言葉と表情が頭にへばりついて離れない。

どうしてわたしは、こんなにも心に穴が空いたような気持ちなの。



◎ ● ○



次の日から、町谷さんとわたしの間にこれといった大きな変化があるわけではなかったけど、わたしはとにかくもうあんな顔はさせないようにと移動教室ではなるべく2人で行くのではなく、他の友達を一緒に誘ってグループのような形で行動するようにした。そのほうがきっと楽しいと思った。

あの言葉の意味を全て理解できたわけではない。だけど、何か変わらなきゃずっと気まずいままのような気がして、それだけは嫌だと思った。仲良しではないけど、これからも傍にいれたらと思う。わたしのいるこの居場所に、数人の子が入ってきただけだ。これで何かが変わればと願った。だけど。



「玲ってさ、夏子の隣にいるだけですごく人気ものみたいな感じに見えてたんだよね」
「…そうかな。町谷さんだけだと思うけど」

とある放課後の教室。最近一緒に行動するようになった子2人、奈々ちゃんと佐江ちゃんと町谷さんを待っていると、突然わたしと彼女の話題になった。わたしも人気に見えるだなんて、それはきっと幻覚。もしくは、町谷さんが眩しすぎてわたしも少しだけ照らしてもらっていただけだろう。地味で目立たないんだから。


「そうだよ。あー、私も夏子と同じグループに入れてよかった。ほら、私も輝いて見えない?」
「え、」
「あ、あたしもあたしも!ほんと、入れてくれてありがとねー、玲。これであたしの株も上がるわ」
「だよね。夏子さ、誰かいい男とか紹介してくれないかなあ。あの子かわいいし、絶対イケメンの知り合いとかいるよね!」

確かにー、と楽しそうに高笑いする話の内容に違和感を感じるのはわたしだけなの。


「え、いや…」
「ん?」


2人が盛り上がっている会話の間に入っていいのか分からないけど。


「…わたし、そういうつもりで町谷さんと、みんなで仲良くしようって思ったんじゃないよ……」

だけど自分の言葉が制御出来なくなって、気づいたら口元からこぼれ落ちたそれ。言ってしまった、と思った瞬間に2人の顔がだんだんと曇っていくのが分かって、もうどうすることも出来なくなった。逃げ道0。明らかに態度が違う2人の表情。


「なに?夏子の横に立って自分の株上げようとする行動が間違ってるってこと?」
「え…あ、よく分からないけど、それってすごく町谷さんに対して失礼なことだと思うから、」
「だから?」

言葉を口にするにつれ小さくなる声を遮ってまた言葉がかぶさる。怖い。どうして女子って怒るとこんなにも怖いの。口喧嘩なんて絶対に勝てる気がしない…だけど負けたくないから必死に言葉を探す。ちっ、と舌打ちする音が聞こえる度に背中が震えるけど、なにか言わなくちゃ。目になにか熱いものがこみ上げてくるようで、とにかく堪える。



「だから、…そういうつもりで町谷さんの隣にいてほしくない……」


嗚呼、出てしまった。わたしの欲張り。




―――――――ガラ、と教室の扉が開いた。

奈々ちゃんと佐江ちゃんの顔を見ると、勝ち誇ったような顔で見られていて、振り向かずとも扉を開けた人物が誰か分かった。両手で拳を作って強く握り締めた。心臓がどくどくと脈打って、目からまたそれが零れそうになる。こんなところで泣いたら恥ずかしいんだから、まだ待って。我慢しろよ自分。


「佐江、奈々、玲……どうしたの」

良い雰囲気ではないと察したであろう町谷さんの態度は冷静だった。これは、ちゃんと最初から説明しないといけないのだろうか。だけど、ここで全て言ってしまったらわたしたちグループが崩れてしまうんだろうか。とりあえず、なんでもなかった風を装おうと思い振り向いた瞬間。



「玲がね、夏子とあたし達が横に並ばないでだって」
「…え、どういうこと」
「ほんと、訳わかんないよねー。玲がずっと隣にいたいんじゃない?」

奈々ちゃんから発せられたきつい一言。

「ちが、」

違う。そういうつもりじゃない。そう言って訂正しようと振り向けば、彼女がわたしを見てまたあの時のような表情だった。だけど今回は笑っていなくて、わたしを見て軽蔑しているようだった。その顔を見た途端、嗚呼やってしまったと思った。また、その顔をさせてしまったのだ。わたしの言葉で。

その空間が耐え切れなくなって、町谷さんにぶつかりながらも教室から走って出た。




● ○




ああもう、なんでこいつがいるんだよ。



「玲さん?」

どこまで走ったらいいか分からず、使われてないと思われるパソコン室へと入った。そうしたら、何故かあの苦手な咲間先生がそこにいた。なぜいるのだと怪訝な顔をしていたら、やっぱり話しかけられた。椅子を動かして体の向きをわたしへ向ける。そんなちゃんと話すつもりもないんだからいいのに…。

「…すいません、お仕事中に」

そう乱雑に吐き捨てて出ていこうとしたら、待ってと止められた。やだやだ。呼び止めんないでよ。

心の中ではそう思っているくせに、何故か先生に対して逆らえないような自分がいて。呼び止められたらそこにいなくてはいけない気がして。この人に限らずなんだけど、言うこと聞かなくちゃいけないのかなって思う。このもどかしい気持ちが、奈々ちゃん達との会話にも感じられて、わたしは今までまともに自分の意見も言ってこれなかったんだと思った。

なんとなくとか、よく分からない気持ちで動いて結果的に後悔して、迷惑をかけただけで。結局は自分がどうしたかったのかを全く考えず、行動していただけだったんだ。


「玲さん」

嗚呼、酷く自分が愚かしくなった。どうしてこうもうまくできないの。

「玲さん」

何度も何度も、先生がわたしの名前を呼んでいるのだと分かっていた。分かっていたけど、どうしても反応出来ない。
と。


「玲さんっ、」

また名前を呼ばれた。だけどそれだけでなく、腕をがっつりと掴まれ引っ張られて立ち上がらされる。なんでこの人こんな必死にわたしの名前呼んで、こんな眉間にしわまで寄せて焦った顔してんの。ねえ、なんでそこまで感情的な顔してんの。

そう言おうと思って、足に力を入れようとして自力で立とうとしたら、


「泣いてる、かと思った」
「……は、」
「泣いてるかと思ったから…」
「っ、泣いてません!」

思い切り腕を振り払った。泣いてるかと思ったって、なに。なんで泣かなくちゃいけないの。しかも泣いてたと思ったらこんな風に引っ張るの。ねえ、こんな所で泣くくらいなら、ずっと1人で良かったのに。それなのに―――――――――――



「玲さんって、あんまり自分を表に出さないよね」

ばっと上を向いた。先生を、睨みつけるように見ていたかもしれない。だって、図星だったから。わたしは、自分をうまく表に出せないし、自分の意見も言えないし、なにが1番大事なのかも考えられない。図星をつかれて動揺して、簡単に心が揺さぶられる。

動揺していることが気づかれないように、と。小さな声で「どういう意味ですか」と返すと、先生は焦っている表情から、いつものなに考えているか分からない表情に戻った。


「かっこいい、ってこと」
「っな、に言ってるんですか…!」

本当に何を言っているの。動揺して、泣きそうになっているこんな滑稽な姿のどこがかっこいいっていうの。ご機嫌とりでもしているつもりなの。不意に、目元が熱くなっていくのが分かる。だけど、必死に唇を噛み締めた。

すると。先生が、首を傾けて、


「そう、そういうところ」
「……」
「泣かないところ。我慢するところ。弱みは人に見せないところ」
「それ、は…」

先生の勘違いです、と言おうとした。だけど、先生がわたしの口元の近くに手を差し出して、言わせないとでもいうようにわたしの言葉を止めた。先生が「だけど、」と口にした。その途端、心臓が跳ねた。何を言われるのだろうと、ドキドキした。

「玲さんの最大の弱点は、その強さだと思うよ」

――――――――――1番の強みが、最大の弱さだと。先生は言った。



「本当に信頼している人にだけ、素直になればいいよ。分かってくれるよ、大丈夫」

この人はわたしの何かを知っているのか?と疑問に思った。今さっきまで起こっていた事態も知っているのか、と。そう思わせるほど決めつけたような、分かりきったような言い方をしていて。


「頑張れ」

大の苦手な先生に背中を押されたような気持ちになった。









教室に戻ると、町谷さんが椅子に座っていた。そこには奈々ちゃんと佐江ちゃんはいなかった。荷物もなかったし、きっとわたしに対して怒って帰ってしまったんだろう。だけど今は、2人に対しての罪悪感はあまりない。何故だが変に軽い気持ちになっていた。

一歩前に進み、踏み入る。


「まちや、さん」
「……れい」

近づいて歩いていくと、町谷さんも立ち上がってわたしに近づいた。何を言われるだろうか。何をされるだろうか。だんだんと緊張してきたけど、決して目を逸らさないようにと彼女の目を見つめた。今までみたいに逃げてる自分じゃ駄目なんだ。ちゃんと、向き合わなくちゃいけないんだ。


「わたし、」
「……」
「町谷さんがすごく好きです!」
「……え、」
「あ、いや、百合とかレズとかそういう意味じゃなくて!すごく憧れてて、だから、いつも一緒にいられてすごく嬉しくて楽しくて」

自分の口から唐突にもれた言葉は町谷さんへの精一杯の想いだった。今までうまく口に出せなくて、素直になれなかった気持ちを、今やっとこうして言葉にできているという事実が、自分の大きな一歩だ。そう思ったらなんだか嬉しくなってきた。なのに、何故だかまた目元が熱くなってくる。

隠してきた弱みとか全部、今溢れ出そうになってきた。だけど、町谷さんの目に自分の泣き顔が映らないようにと背を向けた。背が高くて、顔のパーツが整っていて美人で、性格も優しくて、人気者な彼女の前で涙を流すのはずっといけないことだと思っていた。

なのに。


「玲、こっち向いて」
「…っ」

優しい声音で呼ばれる。いつだって、彼女に呼ばれると体を向けてしまう自分がいる。

顔を向けた途端、



「れいっ、…!」
「っ」

何か暖かくて優しい香りのするものに抱きつかれたかと思うと、それは町谷さんだった。町谷さんに抱きしめられたのは初めてで、この人はこんなにも暖かいのだと温もりを得て実感した。

「私、玲に嫌われてるのかと思ってた」
「え、なっ、ありえないです…!」
「だって、玲いつも敬語だったし。なんか一線置いた感じだったし。ただ一緒にいるだけで、友達って認識はされてないのかなあって。だから、私も嬉しい。玲がそう思ってくれてて」
「っ、わたし…!町谷さんの、」
「まって」


ついて数分前まで抱えていた心のもやは、綺麗さっぱり消え去った。もう誰かに振り回されも、自分の意見をうまくいないなんてこともしない。素直に、わたしが思うがままに生きていけばいいんだから。


「町谷さん、じゃなくて。夏子って呼んで」

誰にもばれぬよう、自分を隠し通してきたなんてことは過去。明日へと向かう今のわたしの気持ちは、今までで1番晴れ模様だ。頑張って過ごしてきた時間は、決して無駄ではなかったと今なら胸をはって言える。




ことば

明日、咲間先生におはようって挨拶しようかな。
ありがとうも付け足しておこう。


end.
- ナノ -