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2014.04.06 Sunday


「あれ、##NAME1##さん…兵種変更したんですか?」
「え?あぁ、カシム殿。ちょうど良かった、少し付き合ってもらえません?」
「え、ちょ、一体どこに行くんですか!?」
「闘技場ですよ」
「は、」
「だから、闘技場ですってば。カシム殿、お金がいる状況なのは変わってないんでしょう?傭兵ならご自身で稼がれるのが一番確実じゃないですか」
「え!?いや、でもぼくが怪我をしたら母が悲しみますから…」
「かすり傷は男の勲章ですよ?それにホラ、私シスターになったばっかりなんで練習、じゃなくてええと、怪我治せますし?多分」
「言い直したけどそれが本音ですよねっ!?ぼくの身体を練習台にして経験値稼ごうって魂胆丸見えですよ!」
「大丈夫ですって。ほら前にペガサスの羽根あげたじゃないですか、幸運を呼ぶってやつ。だから、まぁ…怪我ですむと思いますよ?」
「…お断りします」

***
なんか腹黒系夢主になってるぞ、おい!

***
没ねた

「いや、巷で聞いたんですよ。ペガサスの肉って高く売れるらしいですね」
「…は?」
「不老不死とまではいかなくても、何か効能があるんでしょうかね?それか単純にすごく美味しいとか…##NAME1##さん、なにか知りません?」
「知りませんし知ってても教えませんから今すぐタリスに帰ってください」
「あ、##NAME1##さんがペガサスの肉をタリスまで届けてくれるんですか?助かるなぁ〜ぼく、そのコには嫌われちゃってるみたいで」
「今すぐここで銀の槍串刺しになるかオグマ殿の必殺銀の斧で潰されるかさぁどっちがいいが選んでくださいカシム殿、さぁ今すぐに!」
***
生肉とかエグい。
ゲシム(=ゲスいカシム)が羽根もらったあとで「こんな腹の足しにもならないものもらってもなぁ…」みたいな呟きしててもいいなぁと思いつつ。
そんなゲシムが夢主に更正されるのもいい。更正とかじゃなく普通に惹かれちゃうのもイイネ!

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