「…それで一般の方にアドレスを教えた、と?」
「うん、教えたよ」
「君は…!その人がネットに流出などしたらどうするんです」
「しないよ、春歌ちゃんは!」
「はあ…全く…」
「でねでね、これ春歌ちゃんと選んだ参考書!」
「高校入試、偏差値80を越えよう…君は馬鹿ですか」
「?」
「基礎が駄目なくせに、発展問題なんて出来るはずがないでしょう」
「あ」
「君にはこっちがお似合いです」
「…小学生低学年算数、ドリル」
「まずそれから始めなさい」
「うう、先が長いよう…」








::


「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -