あとがき 裏設定とか諸々。



主人公は一度淡い期待を持ってから、ずっと白蛇に家に帰してと言ってきました。

けど、白蛇は何回言っても家に帰してくれなかったのでほぼ諦め状態だった。

のに、一回幻聴でも幻覚でも夢でも何でもお母さんと会えて、会えて帰れた!!と思えた途端に現実はトリップしたあとの世界だった。

あげて落とされて希望はもうポイ!元から諦めかけてたし、しょうがないよ。ってな感じでさらーと諦めてます。

でも諦める合間の白蛇に帰して帰して言ってる間の絶望期間が長かったのでしょうがない。諦めるだけの時間があった。
時間で言うと、三ヶ月くらい言い続けてた。言い過ぎると疲れるから、一日一回くらい。


トリップしてから最終話は10ヶ月目くらい。生徒たちのいない夏休み期間に、漢字まで書道をマスターしてます。そっから書類の鬼。実はできる子。

じゃないとそんなに長い間保護してもらえない。くのたまとか、保健委員の話とかから間者とかの疑いは途中でとれる。

一番の理由は事務のおばちゃんの観察眼でも裏があるか見抜けなかったから。普通すぎる子。


字を教えたのは土井先生。だから土井先生の字にめちゃくちゃそっくりです。字を崩したら叱られると思って手本の字とまるまる一緒の字を書いてる。写経みたいな気分。

素で書く字は、まる字。でも急ぐと教科書みたいな字なる。中学生の頃にまる字が流行ってたから乗ったけど、急ぐと従来の字に戻っちゃうタイプ。


来た当初、里芋行者さんとか、金楽寺の和尚さんとかに見てもらった事がある。

その時に「あの子に掃除させとけば悪いモノ消えるよ」って言われた。学園側はひたすら主人公に掃除させる。主人公は知らない。どんどん増える掃除場所にテンパる。

学園は忍者を育てる場所だから、恨み辛み結構集まる。囲まれてるからそこまで強いのは侵入してこないけど、溜まると厄介なので掃除できる能力者がいるならやらせる。

主人公の罠の回避能力ハンパない。掃除のためにひたすら教えられてる。六年生並みに罠を見抜ける。この時点で一般人じゃないような気がする。けど一般人。

三ヶ月間くらいは余裕で罠に引っかかってたけど、地道に見分けられるようになった。努力の結果。

因みに神隠しの類だって学園側はきちんとわかってる。理由は和尚様と里芋行者さんがそう断言してたから。白蛇は神様です。そうなると主人公って神子?主人公は神隠しだと思われてるって事を知らない。


くのたまに好かれてる。主人公と話す時は普通の女の子に戻れるから。

けど、たまーに毒の実験に使われる。主人公知らない間に毒くらうからかなりビビる。

「体調悪い…」と思ってたら目の前真っ白。

いつの間にか保健室にいる。一般人にどのくらい薬が効くのかのテスト。効き過ぎてくのたま泣く。なんか怒れない。

実は死ぬ寸前までの所まで毒が行っちゃってたりする。主人公は知らない。

大丈夫だよ。とか分かってない様子で言われるのでくのたまに保護欲が出る。罪悪感を捨てるテストとかに主人公使われてる。数馬視点は、罪悪感を捨てるテストだったりしました。主人公は知らない。


因みに、主人公は七松のフラグを結構乱立させてます。フラグ立ててるって当人達が気付かないレベルのちっちゃいフラグ。お子様ランチにささってるレベルのフラグです。超ちっちゃい。

でも、ちいさいのでも溜まるとすごい大きくなるよ。って事で七松が気付いてしまったら少しヤンデレました。

…変だな。私はほのぼのを書く予定だったのに…キャラ視点になると途端にヤンデレるのは何故だ。


初期設定と色々変わっちゃってごめんなさい。こわいこわい言ってるのが途中でなくなってる!デフォ名「こわいよ」なのに!

でも変わっちゃったのはしょうがない!初期設定だもの!

読んでくださり、ありがとうございました。
これから傍観夢に移行するかも知れないので、続きが気になったら拍手などで言ってやってください。



 

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