落乱 またまたまたねボツ話
2011/10/10 02:06
またまたまたね を書いてて、他の学年も書こうとしたけど一人しか書けなかった。
ので、小ネタにします。
夢前
あなたのかわりになきましょう
修行中の僕に言われた言葉に僕はにっこり笑った。
代わりに泣いたキミに、なんて言えばよかったの?
泣き方を持ってくなんて卑怯だよ、僕はどうやって泣けばいいのさ
キミがいなくなっちゃ、返してもらいかたすらわからない
涙は返さなくてもいいから、キミをかえして
「なんてね」
ほんとは泣き方なんてわかってる。
グッと堪えて笑みを作った。
キミが僕の笑顔が好きなように、僕もキミの泣き顔が好きだよ。
「おかえり」
けど、もう泣かないでよ。僕の後ろですすり泣くなんて、まるでお化けみたいじゃないか。
にっこり笑ってこんにちは。これは基本のあいさつさ。
好き合っていた子が居ました。
泣いてばかりの僕にその子は代わりに泣くから笑って!と言ったので、僕は笑う事にしました。
その子はもういません。けど、いるのです。
死んだあと、守護霊になってくれました。けれど、ずっと泣いてます。
三治郎にずっと笑っていて欲しい女の子。
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