BASARA ツイログ 【愛情れべるまっくす】 前田家
2011/11/20 03:53
某はいつでも見つめておる。
生まれた時に、奥方様に抱かせて頂いたあの温もり。
そこからずっと、某は彼女が養子に出された時も連れ添って生きてきたのだ。
だから、
「このドラ息子が!!まつ様を困らせるでないぞ!!」
「俺まつ姉ちゃんの子でも、○の子でもねぇよ!!」
「ええい!お主なぞ某の子と同じぞ!」
「慶次!お主早く屋敷に帰らぬか!!まつ様を困らせるなぞ許さぬぞ!!」
「○、落ち着けって!もう年なんだからさ!」
「年寄り扱いして逃げるなぞ許さぬぞ!老いぼれたと言ってもまだ某は五十じゃ!!観念して屋敷に共に帰るのだ!」
「落ち着けってぇ〜!!」
「落ち着いていらいでか!はようせい!」
まつ様に対して親の愛情れべるまっくすの、五十歳のお爺ちゃんが、慶次を家に帰らせようとして必死に追いかけまくる話が書きたい。
三十路辺りにまつ様を抱っこした爺ちゃん。
お嫁様が出産時に子供とぽっくり死んじゃったばかりだったので愛情をまつ様にまっくすで注ぐ。慶次は出来そこないの孫な気分。
因みにまつ様を育てたのもこの人だから超強い。
まつ様以外には結構冷めてる。
「犬千代…殿…大変恨めしいですぞ、某が誠心誠意育てたまつ様と結婚なさるそなたがな。いやいや、反対などは致しはせぬ。
某が育てたまつ様が間違われるなど、間違っても起きるはずがあるまいな」
「そ、そうだな!某はまつが好きだ!」
「その言葉、嘘偽りあるまいな?」
「も、もちろんだ!!」
「もちろんだと、結婚当初言っておりましたな、利家殿。その割に、お主、まつ様以外に側室を娶っておるよのぉ…?子も鼠のように増えよる。
いやはや、まつ様の御子は可愛らしいが、それ以外は…お主によう似ておるの。いやいや、せめてはおりませぬ。武家のつとめでございますからな」
まつ様への愛情がれべるまっくすのため、二人の関係は最悪です。
BASARAだと、お嫁さんはまつ様一人だけっぽかったけど、忠実だとたくさんいるからね、お嫁さん。
もしお嫁さんたくさんいたら主人公結構キツイよ。
気が向いたら書く。
タイトルは【愛情れべるまっくす】で書く。でもたぶん書かない。
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