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白濁を吐き出すはずだったそこは、硬度を保ったままぴくぴく揺れただけで、さっき榎本さんにされた時みたいな濃い白濁は一滴も漏れなかった。


「すご…まじで?」

「…これ、空イキってやつ?」


すごい快感に時折内股が痙攣しているのがわかる。


「…っ、…は…っ」


力が入らなくなった体がずるりと崩れ落ちて、頬が床に触れるのでさえも刺激になった。
思わず声が漏れてしまう。
ぐったりと体の力が抜け落ちて、上げたままのお尻からゆっくりと指が抜かれていく。

その瞬間前立腺を擦り上げていったので、僕にはもうたまらなかった。
内壁がもの凄い勢いで痙攣する。


「んっはぁっ…ゃっ、いま…だ、めぇっ、あぁああ…っ」

「は?…え」


出て行く赤井の節くれ立った指をぎゅうっと締め付けた時、ぢゅぽんっと音を立てて抜けて、僕はまたイっていた。

涙か涎かわからない液体にまみれて、ぐちゃぐちゃになった顔を拭うのも忘れて快感に耐え、半開きになった口元からは甘い声が漏れる。

力が入らずにガクガクと震える体を3人が奇異の目で見つめている。
きっとあまりのみっともなさに軽蔑しているんだ。

目頭が熱くなり鼻の奥がツーンとして、ぐしゃりと顔が歪んだ。


「…ひっ…ぅぇ…っ」


ゴクリ。と生唾を飲み込む音が聞こえた。


「……よし、一番俺な」

「よし、じゃないよ。なに勝手に決めてんの。ずっと抱きしめててあげたの俺なんだから青柳は引っ込んでてよ。お兄さんも俺が一番怖くないと思うよ」

「はっお前見るからに女役のくせに突っ込む気でいるのかよ。それともそのピーチヒップでくわえんのか?」

「下品。脳味噌おちんちんの青柳と一緒にしないでよ」

「さっきから何ガタガタほざいてやがる。このエロい穴は俺のもんだ」

「あ゙?てめぇこそすっこんでな、変態野郎は猿のケツでも追っかけてれば良いんだよ」

「そうだよ!動物園なんか良いんじゃない?あそこならあっくんの大好きなお尻の穴見放題だよ」




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