寄り添うように




フロントでチェックして、早速今日泊まる部屋へ

もちろん、菜音と俺は一緒の部屋。付き合ってるし当たり前だよね?

荷物を置いて、菜音に振り返る。


「菜音、一緒に温泉に行こう―?…あれ?」


後ろにいるはずの菜音の姿が何故かなかった。

ついでに、湯上がりに着る浴衣も菜音の分だけ無くなっている

…どうやら俺は置いていかれたようだ。


―寄り添うように

(一緒に行きたかったのになぁ…)


20120127



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